近江草津徳洲会病院(草津市)、南草津健診センター(草津市)に次いで、県下3番目の東近江市蒲生医療センター(指定管理者は医療法人社団昴会)でPET―CT検査が、令和3年4月からはじまり、滋賀県の中央に位置した東近江市の新たな検査機関に注目が集まっている。
PET―CT検査とは、ブドウ糖を多く取り込むがんの特性を利用し、放射性薬剤(FDA)を注射して全身の「がん細胞の活動性」と「その位置・形(構造)」を一度に撮影・融合する最新の画像検査で、がんのリスクが高い50歳以上の中高年者、家族にがん患者がいる人、喫煙習慣がある人などが受けると良いとされているが、がん以外の病気の診断にも使われている。
使用される放射性薬剤(FDA・フルオロデオキシグルコース)の被ばく量は、2~3ミリシーベルト程度で胃バリウムX線検査の3~5ミリシーベルトより少なく、尿として速やかに体外へ排出される。
検査では薬剤を注射した後、安静室で約40分休むが、蒲生医療センターの安静室では明かりを落とし雑誌も音楽もなくリクライニングシートでゆっくり休むことが出来、様々な思いが脳裏を巡る「瞑想」状態で自分自身を見つめ直す心理的なトレーニングも可能だ。
蒲生医療センターでは健康診断のオプション検査として予約が必要だが、検査費用は8万8000円と比較的安価である。
現在、同センターでは増床工事が進められており、来年1月には完全ながん拠点が完成する予定で、市民の期待は大きい。

