国内総生産(GDP)は、1年間などの一定期間に国内で生産された商品やサービスの付加価値の合計額を示す指標で、国の経済規模や景気変動、経済成長の度合いを把握することが出来る。
GDPの大きさは国の経済活動の規模を表し、GDPを構成する個人消費、設備投資、政府支出などを分析すれば国の経済構造を把握できる。
政府はGDPの動向を注視し、経済成長の目標達成の施策を講じている。
新たにものを生み出すことが総生産の対象であり、土地の売買や賃貸料は単に経済の資産(ストック)のやり取りである為、GDPの計算から除外されている。
とくに都市部では、土地価格が高騰して東京23区の新築マンションの平均価格は2025年上半期では1憶3千万円と過去最高を更新しているが、その要因は単に建設コストの高騰や都市部での開発ラッシュではなく、狭い日本の限られた土地の価格高騰が主な要因である。
地方での新築マンション価格と4~5倍の価格差があるのは「土地が高い」からだ。
土地利用に、@建築物を建てる、A単に更地で駐車場などとして利用する2通りがあり、土地には固定資産税が課されるとともに建築物にも固定資産税が課される。
日本の不動産賃料収入は、三井不動産4417億円、三菱地所3788億円、UR都市機構6313億円などで、1年間で住宅賃貸料12兆1741億円、不動産賃貸料6兆25億円、合計18兆1766億円もの巨額な金額が不動産賃料として動いている。
GDPに加算されない不動産賃料所得に新たな税の財源はないのか。

