建物倒壊を想定 東近江警察署
【東近江】 大規模地震を想定した官民連携の災害警備訓練がこのほど、解体工事中の旧校舎で実施された。
東近江警察署と建設業者ら官民合同の訓練で、同署はじめ、解体工事業者の川重、同署と災害時協定を結ぶ土田建材ほか、県建設業協会東近江支部、県解体工事業協会、県産業資源循環協会などから約40人が参加し、有事の際の連携などを再確認した。
訓練は、大地震の影響で倒壊した建物内に関係者が取り残された人命救助を想定。震災時の状態に近い訓練にと、現在解体工事が行われている永源寺中学校旧校舎で実施された。
災害時の支援要請を受けた業者らはまず、通路をふさぐがれきの除去を手作業で素早く行い、署員をサポートした。署員らは校舎の1階と2階、2グループに分かれて救出に向かった。
ふさがれた鉄製の扉はエンジンカッターで切断して進入するなど慎重に対応し、「誰かいますか」と大きな声で要救助者を捜索。がれきに埋もれた人形(要救助者)を発見しては担架などを使用して迅速に救助した。
訓練を終え山本貴志署長は「阪神淡路大震災以降、警察でも救助に対する装備は充実してきているが、大型重機などのノウハウは皆さんの支援が必要になる。引き続き協力をお願いしたい」と関係者に述べた。また、「救助の時は声かけが本当に大事。目の前に負傷した方がいることを忘れず、今後の訓練を充実させていきたい」と講評した。








