現役医師が講話や現場体験を指導 小学5、6年生37人が参加
【東近江】 「夏休み医療の職場体験ツアー」が2日、9日に開催され、東近江市と日野町、竜王町在住の小学5、6年生37人が参加し、講話や体験を通じて医療現場に触れた。
この取り組みは、将来の医療従事者の育成に向けて、子どもたちに医療関係機関での仕事を身近に感じてもらい、医療への関心を高めることを目的に東近江メディカルケアネットワーク(東近江、日野、竜王の3市町と医療法人、学校法人などで構成)が毎年夏休みに実施しているもの。
集まった児童は白衣や看護服に身を包んで聴診器を着用した後、まずは東近江地域で医療関係職を学べる学校紹介(▽滋賀学園高校看護科・看護専攻科、▽びわこリハビリテーション専門職大学)を聞き、続いて東近江医師会副会長の医療法人布引内科クリニック、山田衆院長によるセミナー「なんでも聞いてみよう医師の仕事」を受講した。
山田院長は診療科の違いや医療現場が医師をはじめ看護師や薬剤師、技師、介護関係の職員、管理栄養士、調理師、事務などの様々な職種によって成り立つことを分かりやすく説明したほか、質疑で医師になったきっかけや勉強しておいてよかったこと、やりがいなどを丁寧に答えた。
医療の職場体験では東近江地域内の病院へ移動し、超音波検査体験(心エコー、腹部エコー)やビデオ喉頭鏡を用いた気管挿管体験などで医療機器に触れたり、粉薬の混合で薬剤師体験をしたり、リハビリに用いる機器の体験などを通じて、一層学びを深めた。
ツアーに参加した御園小学校6年生の岸本真央士さんは、「医療機器で鼻の中のようすを見られたのは面白かった。ずっと勉強し続ける必要があるから勉強が好きじゃないと医師になれないと(セミナーで)聞き、医療職に進む道は少し険しそうだと感じた」と話し、五個荘小学校5年生の美川鈴さんと中川柚香さんは「薬剤師体験が印象に残った。いつか医療の仕事に進んでみたいと思う体験になった」と語っていた。







