東近江市戦没者追悼式に遺族約200人
【東近江】 東近江市主催の戦没者追悼式が2日、愛東コミュニティセンターで行われ、主催者と遺族約200人、来賓が参列し、戦没者の冥福を祈るとともに、戦後80年を節目に恒久平和の誓いを新たにした。
式典では、戦没者の霊名簿3千余柱が祭壇に供えられたあと、参列者全員で黙とうをささげた。小椋正清市長は式辞で、「先の大戦から学びとった多くの教訓や平和の尊さを、未来を担う若者へ継承してゆくことが、今を生きる私たちに課せられた重要な使命」と決意を述べた。
同市遺族会の平井康博会長は「戦争の悲しみを味わってきた我々は、戦争の悲惨さと平和の尊さ、世界恒久平和を伝え継ぐ活動、英霊顕彰活動を続ける義務と使命がある」と追悼の言葉を述べ、参列者は祭壇に献花を厳かに手向けた。
次世代発表では、特攻基地のあった鹿児島・知覧への次世代戦跡訪問研修事業に参加した、能登川中学校2年生7人が登壇。上林凛湖さん、青木聖大さん、松井航甫さん、田附奏さん、日根野結菜さん、藤田和心さん、松浦夏季さんが、「彼らの犠牲を無駄にしないため、歴史を学び、平和を守る努力が必要」などと、それぞれ発表した。
また、東近江市若手職員による平和の誓いは、長寿福祉課の前川隼之介さんが「異なる文化、異なる思想をもつ人々が、対話を通じてつながり、ともに未来を築く、その貴い営みこそが平和への道しるべと信じている」と訴えた。
このほか、寺院の法要で奉納される舞楽「迦陵頻(かりょうびん)」の特別公演や、あかね児童合唱団の清らかな歌声が披露された。







