全国高校野球選手権滋賀大会決勝
【東近江】 第107回全国高校野球選手権滋賀大会(県高野連、朝日新聞社主催)の決勝が26日、マイネットスタジアム皇子山(大津市)で行われた。昨年夏の決勝と同じカード、滋賀学園と綾羽が対戦。初めての同大会優勝、そして甲子園初出場を狙う綾羽が6―3で滋賀学園を下し、出場校52校(48チーム)の頂点に輝いた。
試合は初回から動く。今大会随一の打線を誇る滋賀学園が早々に2点を先制。しかし、綾羽も四球などで出た走者を適時打やスクイズで返し、2―3と逆転に成功する。二回でさらに2点を追加して滋賀学園のエース長崎蓮汰投手を攻略。2―5でもう一人のエース、土田悠貴投手がマウンドを引き継ぐ。
五回、綾羽は東近江市湖東中学校出身の2人、四番山本迅一郎捕手と七番山下遥陽内野手のコンビが安打を重ねて1点を追加。滋賀学園を突き放しにかかるも、土田も6、7、8回と三者凡退の好投で打線の援護を待った。
八回、これまで滋賀学園の強力打線を封じる力投をみせた藤田陸空投手も後続投手らに引き継ぎ最終回、滋賀学園が意地の1点を加えるも綾羽守備陣が上回り、ゲームセット。綾羽は昨年夏の雪辱を果たした。
春の選抜で初戦敗退した滋賀学園にとっては、この夏どうしても甲子園の舞台でリベンジを果たしたかった。滋賀学園藤本聖人主将は「悔しい思いしかない」と唇をかんだ。
山口達也監督は「完敗だった」と綾羽をたたえ、「3年生はプレッシャーがかかる中で秋、春、夏とやりきってくれた。この貴重な経験を人生のステップアップにしてもらいたい」と選手に言葉を送った。
一方、綾羽は悲願の甲子園の切符だ。北川陽聖主将は「絶対に初出場してやるという思いで今大会に臨み、全員が一つになれた大会だった」と振り返り、「チームの目標は甲子園で勝つこと。まだこれから」と前を向いた。











