今秋の国スポ・障スポを前に
【東近江】 今秋開催される国民スポーツ大会(国スポ)・全国障害者スポーツ大会(障スポ)を前に、44年前のびわこ国体を知る市民とスポーツ少年団の子どもたちが力を合わせて、両大会の総合開会式で使う炬火(きょか)の火を起こし、リレーでつなぐイベントが6月29日、東近江市総合運動公園布引陸上競技場で開催された。
炬火とは、オリンピックの聖火にあたり、国スポ・障スポで選手たちの活躍を見守る。炬火は、県内の各市町で採火され、両大会の開会式で灯される。
イベントでははじめに、スポーツ少年団と各地区、スポーツ協会の代表が7つのグループに分かれ、木の棒と板をこすりあわせて炬火の火を起こした。
火が起こるまで数分~10分程度かかり、参加者の1人、少年野球チーム「布引ハンターズ」の今田晴大さん(小6)は、「初めての体験で楽しかった。火を起こすことができ、うれしかった」と笑顔を浮かべた。
続いて、炬火を灯したトーチを掲げて、競技場を一周するリレーが行われた。第一走者は、44年前のびわこ国体の炬火リレーのランナーを務めた高木治三郎さん(75)=布施町=。
東近江市実行委員長の小椋正清市長による出発の合図とともに、高木さんとスポ少の児童7人は、ゲストランナーの同市出身の長距離走者、安原太陽選手(花王陸上競技部)と安原海晴選手(駒澤大学陸上競技部)の兄弟の伴走を受けて、一歩一歩、力強く前へ進んだ。
炬火ランナーは50メートルごとに交代しながら競技場を一周した後、最終ランナーの児童からトーチを受け取った小椋市長が、大勢の観客が見守る中、トーチの炬火を受け皿に点火した。
炬火リレーの第一走者を務めた高木さんは、「1人でも多くの人に何らかのかたちで参加してもらい、国スポ障スポの意義を次世代につなげてもらいたい」と話していた。








