最高級の枝肉を審査
【近江八幡】「近江牛グランプリ枝肉共進会」が19日、近江八幡市の滋賀食肉センターで開かれ、畜産農家が手塩にかけて育てた近江牛の品質が審査され、その結果、グランドチャンピオンに近江八幡市大中町の(株)まる亀こうし牧場で育てられた雌牛が選ばれた。
日本三大和牛のブランドで知られる近江牛のトップを決める共進会で年1回、県畜産振興協会が開催している。
ことしで13回目の共進会では、県内各地の産地から黒毛和種45頭(雌30頭、去勢15頭)が出品され、枝肉の格付けや肉質、光沢、脂肪などの審査が行われた。
表彰式で高橋滝治郎・同協会会長は「安全・安心の探求をテーマにグランプリを開催して13年目になりました。和牛を取り巻く環境は、厳しいものがありますが、滋賀県の宝である近江牛が産地間競争が激しい中でも(消費者に)選んでもらうには、これまでに増しておいしさの追求も大事です。今回から、脂肪の質賞を設け、新しい取組みを進めて参ります」とあいさつした。
審査の講評に立った日本食肉格付協会の松本幹雄近畿中四国支所長は「大変、高品質な枝肉ばかりで賞を選ぶのは本当に難しかったです。重量オーバーであっても肉質のいいものがあり、全体的に近江牛としてすばらしいものばかりでした。また、極上以上が全体の73・3%もあり、すばらしい成績で他の共進会を上回る、しっかりした数値が出ていました」と近江牛の品質の高さを評価した。
2年連続のグランドチャンピオンに選ばれたまる亀こうし牧場の亀井頌司代表取締役(42)は「みなさん、いい枝肉の牛を出されていたので、私が選ばれたのはほんの少しの差ではなかったのかと思います。(出品した牛は)牧場で見ている時から間違いなく賞をとれると思っていましたし、大き過ぎず、形もよく、このグランプリにもってこいの牛だとも考えていました。また、精進して3連覇をめざしたいと思います」と話した。
午後1時から競り市が開かれ、1キログラム当たり3351円の最高値で落札された。
審査結果は次の通り。(敬称略)
【グランドチャンピオン】まる亀こうし牧場(近江八幡市)【優秀賞1席・雌牛】西川牧場(豊郷町)【同・去勢】清水知良(高島市)【優秀賞2席・雌牛】高井和紀(近江八幡市)【同・去勢】hashiba farm(同)【優秀賞3席・雌牛】田中正一(同)【同・去勢】古溝大地(同)【優良賞1席】永谷武久(高島市)【優良賞2席】近江谷口牧場(竜王町)【優良賞3席】加藤牧場(東近江市)【優良賞4席】古株牧場(竜王町)【脂肪の質賞】田原善裕(高島市)







