「滋賀のことをイメージしながら次の仕事に臨む」
【県】 県の副知事を務めていた大杉住子氏(49)が今月15日付で退任する。
大杉氏は2022年8月、文部科学省勤務から県副知事に着任した。以来、それまでの経験を生かし、主に国との重要事項の協議調整、教育・文化・芸術・スポーツの振興、子育て支援の強化、女性の活躍推進などに関する業務に尽力してきた。特に、県が取り組んでいる「『幻の安土城』復元プロジェクト」では、23年5月に安土山図屏風(びょうぶ)探索のためバチカンを訪問し、現地の文化教育長官やハーバード大学の研究チームと情報交換を行った。また同年の『琵琶湖システム』の世界農業遺産登録では、県の代表としてイタリア・ローマを訪問したなど、県と海外との架け橋となることに大きな足跡を残した。
退任にあたり、12日、県庁で記者会見を開いた大杉氏は「滋賀県に来て自分の日々の活動を琵琶湖や山々など豊かな滋賀の自然と照らし合わせながら考えるようになった」と述べ、「次週から国のスポーツ庁政策課長として仕事をしていく。来年は滋賀で国スポ・障スポも開催されるし、滋賀でいろんなことに活躍している人がいることをイメージしながらスポーツ庁の仕事にあたっていきたい」と語った。
また、同日、県庁本館正面玄関前でお別れのセレモニーが催され、三日月大造知事と県職員から感謝状や花束が贈られた。さらに三日月知事が「さらにこれからも滋賀県に関わってほしい」と述べ、大杉氏を滋賀県未来のひとづくり特別サポーターに委嘱した。
大杉氏の後任には、文部科学省が所管する文化庁文化戦略官の岸本織江氏(53)が16日付で着任する。







