県ゆかり2選手が知事を表敬訪問
【全県】 今年2月、台湾で開催された聴覚に障害を持つ人たちによる「第1回世界ろう野球大会」で日本代表チームが優勝した。このほど、同チームの主将を務めた森豊選手(近江高校出身)と塩冶亮太郎選手(県立彦根総合高校出身)の県ゆかり2選手が県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、優勝について報告した。
同大会は台湾主催のもと、日本、アメリカ、台湾、韓国、メキシコから各代表チームが参加、2月24日~28日の5日間かけて行われた。
国立体育大棒球場(桃園市)と台北市立天母棒球場(台北市)を会場に27日まで行われた予選リーグでは、日本が4戦全勝を挙げ1位で通過。2勝2敗で並んだアメリカと韓国は得失点差によりアメリカが2位となり、決勝ラウンド進出を決めた。
28日、三重棒球場(新北市)で行われた決勝ラウンドでは、開催地シード権を持つ台湾と予選リーグ1位、2位が対戦、日本が2戦全勝で優勝、総合成績でアメリカが準優勝となった。
同大会を経ての表敬訪問となった今回、森・塩冶両選手は一般社団法人滋賀県ろうあ協会の田邊理恵子会長と同法人滋賀県障害者スポーツ協会の原陽一会長、森選手の会社関係者として同行した住友電工ウインテック総務課の後藤晶広氏とともに知事室を訪問した。
世界が舞台となった同大会に出場した感想や各国の選手らとの交流などについて話を聞いた三日月知事は「世界大会での優勝はなかなかできないこと。快挙だ」と優勝を祝い、「また、選手の活躍や努力を企業などが支えていることもうれしい。選手や支える皆さんのこれからの活躍に期待している」と語った。
表敬訪問後、記者団の取材に応じた塩冶選手は「大会では相手チームの体格が大きく緊張したが、優勝できてよかった。一緒に野球をしたいという新たな仲間とも一緒に、次の2026年の世界大会に挑めれば」と期待を語り、森選手は「来年はデフリンピック(聴覚障害者のスポーツ世界大会)も開催される。野球だけでなくいろんなスポーツを応援してほしい」と述べ、「これからも次の世代にスポーツの楽しさを伝えられるよう取り組んでいきたい」と意気込んでいた。







