2023年県観光入込客統計調査速報値
【県】 県はこのほど、2023年(令和5年)の滋賀県観光入込客統計調査の速報値について取りまとめ、公表した。同速報値によると、昨年、県の延べ観光入込客数数は約4997万人。前年の22年(令和4年)と比べると9・9%増加したが、19年(令和元年)と比較するとマイナス7・5%となり、コロナ禍前と同水準までの回復には至らなかった(表参照)。
同調査は昨年1月から12月までの1年間、県内の観光地で年間入込客数が1000人以上見込まれる観光地約800地点を対象に、市町から寄せられた各施設の観光入込客数を県が集計した。
同速報値によると、昨年、県の観光入込客数は延べ4997万3736人。このうち、日帰り客数は延べ4622万1163人、宿泊客数は延べ375万2573人だった。また、県の観光入込客数全体のうち外国人観光入込客数は延べ44万5512人で、このうち日帰り客数は延べ24万3159人、宿泊客数は延べ20万2353人だった。
県によると昨年は、5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが2類相当から5類へ移行したことに加え、コロナ禍で中止されていた祭りなどのイベントが通常開催に戻ったことや、全国旅行支援「今こそ滋賀を旅しよう!」などの需要喚起策を継続して実施したことなどにより、多くの観光施設、宿泊施設において前年の観光入込客数を上回った。一方、昨年はコロナ禍と同水準程度までの回復が期待されていたが、19年の確定値と比較すると約9割となった。
また、外国人の観光入込客数については、円安や航空路線の運航再開などにより、前年と比べ増加率438・7%、宿泊客数も増加率585・6%を記録するなど、大幅に増加したが、19年の水準と比較すると約7割弱となっている。
同速報値について三日月大造知事は定例記者会見で「県の観光入込客数は着実に回復の途上にある。さらにこれから、インバウンド需要含め、イベントなどで大いに盛り上げていくテーマだ」と述べた。
県ではデータの精査や詳細な要因を分析したのち、今年秋頃に確定値の公表を予定している。







