【県】 県は県立総合病院で4月、70歳代男性に対して行った胸水排出のための胸腔穿刺(きょうくうせんし)処置で、患者のろっ間動脈を損傷し、当該男性に重篤な後遺障害が残った事案に対し、患者の遺族と損害賠償で合意する見込みとなったことから、賠償額を500万円とする議決を求める議案を県議会6月定例会議に提出することをこのほど明らかにした。
同病院では、事故原因の分析を行う医療安全調査会を開き「ろっ間動脈損傷はおこりうる合併症であり、その後の処置においても明確な過失は認められなかった」とした上で、本来なら胸腔穿刺処置には文書で患者と家族にリスクなどを説明し、同意を得ることとされているが、担当医が口頭で患者にしか伝えていなかったことが分かり、「説明が不足していたことに対する賠償金を支払う」としている。






