「目指す姿」、まず基本構想で示す
【東近江】 東近江市は今年度、築45年を経過し老朽化する八日市文化芸術会館の今後の方針を含めた「文化芸術振興拠点施設基本構想」の策定に着手する。
同市は「将来の地域のあり方を見すえ、東近江地域圏の拠点施設として検討したい」としている。
八日市文芸会館は1981年、湖東地域の文化芸術の拠点として開館し、2006年に管理が県から同市へ移管された。804席のホールと展示室、練習室、和室、会議室2室を備える。
しかし近年は、ホールや展示室などで、雨漏れや空調設備、舞台照明設備への影響が出ており、設備改修や不具合が出た部分の随時修繕でやりくりしてきた。
同市によると基本構想は、策定業務を委託する事業者を公募型プロポーザル方式で選定する。5月に募集し、7月に業者を決定、来年3月に策定する。
基本構想は施設更新に関する方針を検討するもので、具体的には▽施設の目標とコンセプト、▽必要な機能(ホール、展示室など)、▽立地の比較検討(現在地とその他の利便性やコスト)など。市民アンケートやワークショップなどを実施して、市民の声も反映したいとしている。
この上で、27年度に策定する基本計画には▽施設の立地、▽増改築または新築、▽整備手法―など具体的な方針を示す。(高山周治)






