【県】 県は県内の災害情報や道路情報、気象情報など、様々な防災情報を一つにまとめ、スマートフォンなどで確認できる「滋賀県防災アプリ」を開発、3月30日から運用を開始した。
県ではこれまで、防災気象情報を「滋賀県防災ポータル」、「ロードネット滋賀」、「滋賀県土木防災情報システム」の各ホームページで発信してきた。2024年11月、それらの情報を一度に確認できるようにするべきではないかと部局横断で開発プロジェクトを組織、7部局28人が携わり、仕様の検討などを進めてきた。
同アプリでは、トップ画面に現在地の土砂災害警戒区域・洪水浸水想定区域・津波浸水想定区域・高潮浸水想定区域について情報を表示し、災害リスクを確認できるようにした。また、災害時には、発表されたレベルに応じてトップ画面の背景の色を変化させ、視覚的にも危険を伝えられるようになっており、災害情報は、アプリを起動していなくても、避難情報や防災情報をプッシュ通知で知らせてくれる。
マップ画面では、各部局が提供している防災情報を地図上に一元化して表示する。現在地周辺の避難所や避難場所を自動検索して表示することに加え、災害時に開設される避難所も確認できるほか、インターネットに接続できなくても利用できる避難コンパスやルート案内機能での避難行動の支援、土砂災害警戒区域や洪水浸水想定区域といった様々なハザードマップの表示、河川水位情報やカメラ、ダム情報などをリアルタイムで確認することができる。
さらに同アプリ独自の機能として、一人ひとりに合った避難の準備から避難完了までの行動計画を事前に設計するタイムラインを自分なりに作成できる「マイ・タイムライン」機能を搭載。「マイ・タイムライン」は家族や自治会などとも共有することができる。
一方、幅広い人の利用を想定し、難しい漢字にはルビをふるなど、子どもでも使いやすいジュニアモードや視覚障害者に配慮した音声読み上げ対応によるブラインドモードなど利用者に合わせて表示を変更可能にし、英語・中国語(簡体字)・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・ベトナム語の6か国語にも対応しているなど、ユニバーサルデザインにも気が配られている。
定例記者会見で同アプリの運用開始について紹介した三日月大造知事は「市町とも情報を共有し、できる限り一元化して防災情報を発信していきたい」とし、「防災の日常化を進めていければ」と語った。
同アプリの利用は無料。ダウンロードは文末二次元コードから。






