きょう15日から県内で新商品販売開始
【全県】 県産小麦「びわほなみ」で作られた小麦粉100%の冷やし中華麺「近江冷し中華麺 湖国そだち」がきょう15日から随時、県内各所での販売が始まる。
同中華麺は、地域の食と農に関する多様な関係者が参画して食品関連事業者などの商品開発の取り組みを支援する県の「地域食品産業連携プロジェクト推進事業『滋賀県ローカルフードプロジェクト』」が商品第1号として開発した。
県によると、県内小麦の作付面積は約6430ヘクタールで全国5位、近畿では1位の生産量を誇る。特に2019年に県の指定品種となり、今年、奨励品種となった小麦「びわほなみ」は収量が多く、製粉性・製麺性に優れているといった性質から年々生産が増加している。
これまで「びわほなみ」は業務用小麦粉や学校給食のうどん麺などの原材料として流通していたが、今回、同プロジェクトでは小麦の地産地消推進と温室効果ガス削減効果が期待できる新たな可能性として中華麺開発チームを結成、21年から新商品・新ビジネスの企画開発に取り掛かった。
同開発チームには滋賀県製麺工業協同組合を中心に、同プロジェクト運営事務局の滋賀県食品産業協会、生産を担うJAレーク滋賀、JAグリーン近江、流通を担うJA全農しが、製粉業者の日清製粉、地域課題に対して学生の立場から情報発信している立命館大学の学生団体「ぎゅっと滋賀」、販路支援として湖東信用金庫、脱プラ・販促デザインとしてコクヨ工業滋賀などが参画。「びわほなみ」の可能性として様々なアイデアを出し合い、「小麦本来の風味を感じられ、販売開始時期となる夏にふさわしい」と、冷やし中華の麺として商品開発を進めてきた。
試行錯誤の結果、外見は「びわほなみ」の特徴である白さを最大限に生かした冴えた麺色で、もちもちとした食感とつるりとしたのどごしがさわやかな中華麺が今年完成した。
販売開始にあたり、同プロジェクトの代表者らがこのほど県庁で記者会見を開いた。メンバーらは「原材料にこだわって作ったおいしい冷やし中華です。食べた人が県産小麦をより身近に感じてもらえれば」と期待を語った。
同商品は、1袋に麺2玉と冷やし中華用スープが2食分ついて1袋398円(税抜)。きょうからJAレイク滋賀の「おうみんち」(守山市)・「田舎の元気や」(栗東市)・「Aコープパネス」(高島市)の各店舗、JAグリーン近江「きてか~な」(近江八幡市)、JAこうか「花野果市 水口店」・「ここぴあ」(共に甲賀市)の各店舗、道の駅「竜王かがみの里」・「アグリパーク竜王」(共に竜王町)の各施設、エーコープ近畿の「Aコープ今津店」(高島市)、コープもりやま店(守山市)・コープぜぜ店(大津市)・コープかたた店(同)、コープながはま店(長浜市)・ピアゴ フォレオ大津一里山店(大津市)で販売が始まるほか、28日からは草津近鉄、30日からは平和堂県内74店舗、7月1日からは丸善全店、道の駅「伊吹の里 旬彩の森」(米原市)で随時販売が始まる。
また、きょう午前10時~正午、近江八幡市の「きてか~な」で試食コーナーを設置するほか、店舗内「みにきッチン」にて同麺で作った冷やし中華(惣菜)の販売も実施する。それぞれなくなり次第終了となる。







