【県】 県が「『幻の安土城』復元プロジェクト」の一環で取り組んでいる「安土山図屏風(びょうぶ)」探索をはじめとする安土城関連資料の情報を得るため、23日、大杉住子副知事がバチカンを訪問し、現地の文化教育省長官トレンティーノ・デ・メンドサ枢機卿らに三日月大造知事からの親書を手渡す。
同屏風には、安土城の外観が描かれているとされる。1582年の天正遣欧使節によりローマ教皇に献上された後、バチカン宮殿の「地図の回廊」に掲げられていたのを最後に、現在は所在が不明となっている。
これまで県や当時の安土町(現・近江八幡市)が調査団を派遣したり、屏風が移動した可能性のある国の大使館に協力を依頼するなど、探索が進められてきたが発見には至っていない。
今回の大杉副知事の訪問では、今後の文化交流と屏風探索について協力を依頼する。知事の親書が現地関係機関に送られるのは初となる。
定例記者会見で副知事訪問について紹介した三日月知事は「発見は容易ではないと思うが、多文化共生が実施されていた安土がどのような姿だったか、真相を明らかにするきっかけになれば」と期待を語った。






