音楽を通して前向きなイメージを発信
【全県】 県内を拠点に、音楽を通して医療介護福祉の仕事の前向きなイメージを発信している音楽レーベル「EMPOWERMENT RECORDS(エンパワーメントレコーズ)」がこのほど、介護に携わる人たちの思いを込めた新曲「介護の歌」をリリース、動画サイトユーチューブの同レーベルチャンネル(https://www.youtube.com/@epmt)でミュージックビデオを無料公開した。
同レーベルは、様々な個性を持った人たちが、お互いを尊重し、必要に応じて助け合いながら、誰もが安心して住みやすいまちづくりを目的として活動する団体「TEAM EMPOWERMENT(チーム・エンパワーメント)」の音楽制作部門。「医療介護福祉をポジティブに」、「人心環境のバリアフリーな街に」を活動理念に、医療介護福祉の現場で実際に仕事をしながら音楽活動に取り組むメンバーらが、職種に対して感じている「『楽しい』、『やりがいがある』というイメージを広く発信しよう」と楽曲制作などに取り組んでいる。
楽曲やアルバムごとに参加メンバーを代えて取り組んでおり、今回の新曲には、NORI SAN(ノリサン)こと介護福祉士の中澤徳久さん(37、大津市)と吉井ヒカルこと行政職員の吉井光さん(35、彦根市)が歌手として、同レーベル代表でDJMINIYONN(ミニヨン)こと作業療法士の田中孝史さん(42、同市)が作曲・編曲と全体的なプロデュースとして参加した。
このほど、県庁で田中さんら3人が記者会見を開き、新曲に込めた思いについて発表した。
今回公開された新曲「介護の歌」は、県内の介護職員や関係団体にやりがいなどを聴取したアンケートから抽出した言葉を歌詞に織り交ぜて作成された。「励ましてるつもりが逆で、いつももらってたことに気付く」、「死ぬ前に、にいちゃんみたいな子に、会えて良かった」など現場で働く人たちが感じたことがストレートに表現されている。
会見で中澤さんは「10年ほど介護の仕事をしてきて、自分は楽しいと思いながら働けている。今回、働いている人たちの言葉をつなぎ合わせて歌詞にした。少しでもその楽しさややりがい、学びになっていることが伝えられたら」、吉井さんは「以前は介護の仕事に対して大変だというイメージだったが、活動を通じて自分に置き換えて考えられるようになった。歌で思いが届けばうれしい」と語った。
代表の田中さんは「現場の人たちの本音が伝わる歌になっている。介護の仕事を前向きに伝えることは難しい。でも医療介護福祉は特別な仕事ではなく、身近に当たり前にある仕事で笑顔もあることを伝えたい」と述べた。
同曲のミュージックビデオは文末二次元コードからも視聴できる。









