「内容を踏まえ、迅速な措置を」
【県】 大野和三郎県議(66)=会派無所属=が昨年、県に対して高圧的な言動で要求したことなどが政治倫理に反する疑いを審査した滋賀県議会議員政治倫理審査会の真山達志委員長(同志社大学教授)と駒井千代副委員長(県議会会派さざなみ倶楽部)が27日、県議会運営委員会室で岩佐弘明議長と清水鉄次副議長に「大野議員の言動は政治倫理基準に反するもの」とし「県議会本会議における陳謝および同様の行為を繰り返さないことを求める文書警告が適当」などとする審査結果報告書を提出した。
報告書を受け取った岩佐議長は「審査会では録音を確認されるなど、臨場感を踏まえて慎重に判断してもらった」とし「提出していただいた報告書を重く受け止め、できるだけ速やかに対応していく」と述べた。さらに、「議会としてもこれまで政治倫理への認識が甘い部分があったと考える。議員として襟を正さなければならない。審査会からの報告を各会派にはかり、どう対応するかも協議したい」と語った。
審査会の真山委員長は「今回を単なる一案件の審査会とするのではなく、教訓として議会を良くしていくきっかけとしてもらえれば」と語り、報告書への対応について「内容をしっかりと踏まえ措置を講じてほしい」と述べた。
同報告書は大野県議宛てに郵送で届けられた。今後、大野県議が報告書に対する意見書を岩佐議長に提出し、それを元に岩佐議長が措置を判断する。審査会が求めた措置内容には「本会議での陳謝」が含まれることから、県議会事務局では次の2月定例会に間に合わせるためにも意見書の提出を「来年1月中旬頃になるのではないか」と見積もっている。








