にんげん雛絵巻まつり
◇東近江
華麗な衣装を身にまとい、人が雛人形に扮する「にんげん雛絵巻まつり」が13日と14日、五個荘近江商人屋敷の外村繁邸で開かれ、多くの観光客で賑わった。五個荘金堂地区をはじめとした、近江商人屋敷で開催されている「商家に伝わるひな人形めぐり」の人気イベントの一つで、今年で19回目を迎えた。
13日は、東近江市の観光大使「レインボー大使」の伊藤理絵さんと小辰阿希子さんがお内裏様とお雛様に扮し、五個荘竜田町にある淡海書道文化専門学校の学生が、三人官女と五人囃子を務めた。雛人形たちは、観光客が向けるカメラにニッコリと笑顔を見せ、訪れた人たちに甘酒とひなあられを振る舞った。この日、初節句を迎える赤ちゃんを抱え、家族で訪れた光永将宏さん(32)は「にんげん雛たちのように、健やかに元気に育ってくれたら」と、子どもの成長を願っていた。
「商家に伝わるひな人形めぐり」は3月21日まで開催され、五個荘近江商人屋敷四館(中江準五郎邸、外村宇兵衛邸、外村繁邸、藤井彦四郎邸)をはじめ、観峰館、八年庵、金堂まちなみ保存交流館で、約百組のひな人形が飾られている。京の御所に見立てた建物の中に内裏雛を置き、周りに側仕えの官女や警護にあたる随身などが飾られた豪華な「御殿飾り」や、人形師・東之湖氏が手掛け、近江上布をまとった創作雛「清湖雛」などが展示され、地区一帯を彩っている。開館時間は午前9時半から午後4時半まで。問い合わせは、東近江市観光協会(0748―48―2100)へ。







