県都の未来へ論戦
◇大津
大津市長選(十七日投開票)が十日告示され、立候補の届け出を行った共産党県委員会副委員長の川内卓氏(60)(無所属=共産推薦)、テレビプロデューサーの川本勇氏(56)(無所属)、前県議の蔦田恵子氏(54)(無所属)、現職の越直美氏(40)(無所属)の四候補が第一声を上げ、論戦が始まった。届け出順。
川内候補は大津市役所近くのJR大津京駅前で、支持者五十人を前に「命、暮らし、福祉を優先する。憲法を生かす新しい大津市をつくる」と第一声を上げ、具体的に国保料の負担軽減、介護施設の整備、行政の効率化と直営堅持(電話案内、市民病院、図書館など)、中学生までの医療費無料化、中学校給食(自校方式)の実施と農産物の地産地消、公共交通の整備と敬老優待乗車証の発行、住宅リフォーム制度、原発の再稼働反対などを示した。
川本候補は同市粟津町の選挙事務所前で支援者約百五十人を前に「大津のポテンシャルが生かされていないため、ほっとけないと立ち上がった。今こそしがらみのないクリーンな政治で大きなものに立ち向かう。そのためにも(選挙を)祭りにする。湧き立たせる。少子高齢化の中でこのまま大津が衰退していくのか、ここで踏ん張って明るく元気な大津をつくれるのかターニングポイントだ。ぜひ皆さんの参加でこの熱い熱を伝播(でんぱ)してもらいたい」と訴えた。
蔦田候補は、大津パルコ(同市打出浜)前で支援者約四百五十人が駆けつける中、「この四年間で大津市の何が変わったのか、後退し続けたのではないか、様々な改革が市民そっちのけで続けられようとしている、独りよがりで見せかけの改革をストップさせなければならない。大津に元気を取り戻すために、税収を増やす取り組みや国体開催に向けてスポーツ施設をつくる。改革には市民にその必要性や費用対効果の説明や納得がいくプロセスが必要だ」と、拳をあげた。
越氏は浜大津交差点近くで、支持者約八十人が見守る中、「私たちは今、選択の時だ。愛する大津をさらに先に進めるか、古い政治に戻すのか。人口減少社会への解決策として、一つめに大津に住む人を増やす。子どもを持て、歳をとっても安心して地域で医療・介護を受けられる大津をつくる。二つめに世界から人が集まる街にする。大津駅を四十年ぶりに新しくする。素晴らしい歴史・文化を市民と共に発信する。三つめに持続可能な大津をつくる」と、声をふり絞った。










