元チケット販売店経営者 田中氏立候補表明
◇大津
来年一月十日告示、同十七日投開票の大津市長選に、元チケット販売店経営の田中敏雄氏(74)が十九日、大津市役所で会見し、立候補の意向を表明した。無所属で政党支援などは求めないとしている。同市長選への出馬表明は四人目。
田中氏は「中心市街地活性化のため、JR大津駅周辺をなんとかしなければいけない。将来に必要な公共工事はもっと思い切ってやるべき」と越直美市政を批判。
このため、大津地裁などJR大津駅周辺や浜大津の県有地などの公有地を現在の市役所(御陵町)の土地と交換し、庁舎、スーパー、マンションなどの「複合ビル」を建築して庁舎建設費を節約する政策をメーンに据えている。
この節約した分をJR大津駅舎に大津祭りのからくり人形をロボットにした「最新ロボット館」の設置などに充てるという。
また京都の外国人観光客を大津に誘導するため滋賀と京都を結ぶ「京津トンネル」建設や、市民参加の「市政事業仕分け」などの政策を掲げている。
田中氏は長浜市出身。県立長浜西高卒。旧大蔵省近畿財務局などを経て、JR膳所駅前でチケット販売店を五月まで経営。現在は無職。
平成十六年の同市長選、十九年の同市議選にも立候補し、いずれも落選している。
また同氏はこれまで、県警の新庁舎建設問題、大津市の高い国民健康保険料問題、県造林公社問題などで住民監査請求を行うなど、市民見張り番(オンブズパーソン)としても活躍。
最近では、市の電話案内がコールセンターに委託したことで時間が大幅にかかり、なおかつ事業費もこれまでに比べ高くなったとして監査請求を行ったばかりだった。
市長選にはこれまで、県議の蔦田恵子氏(54)、現職の越直美氏(40)、テレビなどのプロデューサーの川本勇氏(56)が無所属で立候補を表明している。







