カンボジアのプロチームとパートナーシップ協定締結
◇全県
日本フットボールリーグ(JFL)のMIOびわこ滋賀は、今シーズンファーストステージを四勝五敗六分けで勝点18の全十六チーム中十位で終了した。五月に格下三チームに三連勝したものの、格上チームとの終盤三連戦はふがいない試合内容で二敗一分けと勝利できなかった。今月二十日からは早くもセカンドステージが始まる。課題を克服し、好発進をサポーターも期待している。
そんなMIOびわこ滋賀が今月五日、カンボジア王国のプロサッカートップリーグに所属する「ミニスタリー・オブ・ナショナル・ディフェンス・フットボール・クラブ(通称・アーミーFC)」と、パートナーシップ協定を草津市内のホテルで結んだ。契約期間は一年で、毎年更新する。
協定締結の経緯については、鈴木信哉ゼネラルマネージャーが一月にカンボジアを訪問した際に、同チームの日本人選手でマーケティングを担当している太田敬人氏と偶然出会い、「サッカーを通じて両国で何かできないか」と意気投合したことによる。
協定の内容は、▽カンボジア国内での社会貢献事業の実施▽新品・中古のサッカーボールやウェアを寄付▽スポンサー斡旋▽クラブ経営・運営面での情報交換▽クラブ間でのビジネスマッチング(スポンサーが喜ぶ新事業提供)▽トップチームにおける交流(プレシーズンマッチ、選手受け入れ、選手派遣)▽双方が行うアカデミー活動のスタッフ派遣(サッカースクールなど)▽カンボジアで活動する指導者受け入れ――となっており、「滋賀からグローバル化」をめざす。
“チャレンジ”を合い言葉に、できることから一所懸命取り組み、ボール一つで東南アジアから世界への躍進という広大な構想の実現への第一歩として位置づけ、権田五仁代表は「サッカーを通して国際的な貢献をしていきたい」と決意を込めた。
権田代表と協定書を取り交わしたアーミーFCのコウ・チャイゼネラルマネージャーは、「カンボジアのチームの経験のためにも、日本のサッカーなどいろんなことを勉強して、互いの発展を願います」とあいさつした。
アーミーFCは国防省のチームで、ナショナルカップ優勝など数々のタイトルを獲得しているカンボジアでもっとも歴史あるチーム。今年からチャイGMや太田氏が経営や運営部門に加わり、プライベートチーム色も強化している。太田氏ら三人の日本人選手が活躍している。また、ナショナルチームに四選手を輩出しており、W杯予選で日本チームと対戦する。スポンサーには、NIKKIなど複数の企業が名を連ねる。首都のプノンペン市を本拠地として、市の中心部に八千人収容のホームスタジアムを所有する。十二チームが所属するプレミアムリーグが七月から始まる。







