回遊式庭園美術館をイメージ 平成31年度までのオープン目指す
◇大津
平成三十一年度までに開館予定の県立新生美術館について、設計者選定委員会(委員長=布野修司県立大学理事兼副学長)は、「金沢21世紀美術館」などを手がけた有限会社SANAA(サナア)事務所(東京都小平市)の提案を最優秀に決めた。
この整備事業は約四十七億円を投じて、既存の県立近代美術館(大津市)の改修と、新館の建設を行うもの。
SANAA事務所の提案は、既存の美術館を生かしながら、立地するびわこ文化公園との調和を図る「回遊式庭園美術館」で、新しい美術館の顔として、既存のメインエントランス側に配されるガラスの講堂が目を引く。
また、分棟型となっている新設の展示棟は、外観の一部にガラスを多用し、文化公園の自然風景を映し出す新たなデザインを提案。各棟には、展示の柱である(1)近現代美術(2)仏教美術(3)アール・ブリュット―の空間を大きく区分して展示する。さらに隣接する県立図書館との間に回遊路をつくり、図書館利用者の美術館への入場を誘う。
新生美術館の建設は、実施設計を経て、平成二十八年度後半に着工し、二十九年度に本格化される。







