戦前の名建築を見学
◇大津
県庁本館(大津市)が国登録有形文化財に登録されることを記念した式典と特別講演会、館内の見学ツアーが開催され、約百七十人が格調高い外観や優美な内装を見学した。
昭和十四年竣工の同館は、建築資材が不足する中で建設された、戦中最後の大規模近代建築で、府県庁舎を多く手がけた佐藤功一と、建築装飾を得意とした国枝博の設計・デザインによるもの。
記念式典では、現職・歴代の知事と県議会議長、地元自治会と一般の参加者が参列。三日月大造知事はあいさつの中で、築七十五年の歩みを振り返り、「県庁を守ってこられた方に感謝したい。県庁が観光面でも親しまれるよう魅力を発信していきたい」と述べ、赤堀義次・県議会議長は「変わりゆく社会・経済を見守ってきた歴史ある本館が竣工して七十五周年を迎え、国の登録文化財に登録されることにうれしく思う」と喜びを語った。
この後、びわ湖ホール声楽アンサンブルのコンサート、石田潤一郎氏(京都工芸繊維大学大学院教授)の講演「近代建築と県庁舎」、議場と知事室を巡る見学会が行われた。









