10日から1カ月間開催へ
◇日野
人のにぎわいと地域の心の交流を取り戻したいとの思いから始まり、関西屈指の住民手作りイベントにまで発展した「日野ひなまつり紀行~街を巡る、時を巡る~」。六回目を迎える今年は、十日から三月十日までの一カ月間、日野町大窪から村井にかけて商家・民家・商店など二百軒以上がひな祭りの飾り付けを行い、観光客を温かく出迎える。
冬の観光イベントとして定着した同紀行は、日野商人の活躍により繁栄の面影が残る街並みを舞台に、江戸時代の貴重なものから現代、さらに手作りのものまで、さまざまな表情を持つひな飾りを、観光客が通りからでも見て楽しめるよう民家や商店が展示する。
特に、日野祭を見学するため板塀に設えられた桟敷窓(さじきまど)越しの鑑賞は、日野ならではで、風情も抜群。
主催する日野ひなまつり紀行実行委員会世話人・中田穣さんは、「(同紀行の)協力者は、遠方から訪れてくれることや人が行き交う様子、何よりいろいろな人と出会えて会話できるのがうれしいと言ってくれる。街のみんなが楽しみながら協力してくれている気持ちや心意気を感じてほしい」と語る。
展示会場の目印は、ほいと竹筒飾り。期間中の二十三日から三月十日までの土・日曜日を中心に、見どころ・味わいどころ満載の催しを繰り広げる予定で、日野のゆるキャラ・がもニャンも登場する。
詳しくは、日野観光協会(0748―52―6577)または日野ひなまつり紀行のホームページ(http://sajikimado.gozaru.jp/hinohinamturikikouhtm.html)へ。
主な催しと食事処は次の通り。
《催し》▽日野まちなみ保全会主催「第五回近江日野町家落語寄席」二十四日午後二時から風流郷邸。入場料五百円で、先着八十人▽日野町文化振興事業団主催「フォークジャンボリーinひなまつり紀行」三月二、三日に風流郷邸で入場無料▽高田敬輔作の大天井画がある信楽院本堂で「小さな春のコンサート」三月三日午後二時半から。入場無料▽三月四日林業センターで「俳句大会」午後二時に投句締め切り。参加費千円で当日の飛び込み参加可▽人力車の運行(三月二、三、九、十日予定)▽日野観光協会初の試み「ひな人形めぐりスタンプラリー」(期間中六カ所のスタンプを集め応募を)
《食事処》▽村井の会所での「ひなまつり御膳」(ちらし寿しやごま豆腐、日野菜漬けなど)二十四日と三月二、三日のみ、千円。日野観光協会で事前予約可▽上大窪町での「さくら御膳」三月二、三日▽大窪町の会所で「日野うどん」三月二、三日▽早打ちと手返しの妙技が特徴の白髭神社奉納もちつき保存研究会によるもちつき実演と販売。三月二、三日に一日五臼を予定







