開設1周年、のべ3、669人が利用
◇近江八幡
県立男女共同参画センターに開設された「滋賀マザーズジョブステーション」がこの十月十八日で一周年を迎え、その利用状況が公表された。
30歳代ママの相談、最多
同ステーションは、<1>再就職を希望する女性に就労のカウンセリングや研修、訓練等の紹介、保育情報の収集及び提供を行う「マザーズ就労支援相談」<2>一人親家庭に対する再就職、転職、職業訓練、講習会など就業にに関する相談や情報提供を行う「母子家庭等就業・自立支援センター」<3>ハローワーク東近江の相談員による求人情報の提供や職業を紹介する「ハローワークマザーズコーナー」<4>相談やセミナー、企業面接などの就職活動時の託児を無料で受け付ける「託児室」と総合受付の五つの窓口を開設し、出産や子育てに専念するために離職した後、再就職を希望する女性や仕事と両立に悩むお母さん、社会進出を希望する女性が就労にいたるまでの個別相談やアドバスなどの支援等をワンストップで提供するサービスを行っている。休所日を除く毎日午前九時から午後五時まで実施している。
開設から一年間の利用状況は、最も多いのが「相談」の一、九四四人。内訳は<1>ハローワークマザーズコーナー九一三人<2>マザーズ就労支援相談六九三人<3>母子家庭等就業・自立支援センター三三八人の順となっている。
職業訓練、セミナー受講者は、一、一五一人で、職業訓練が最多の七九九人、続いて母子家庭対象OA講座二〇四人、マザーズショップステーション講座一一九人、ハローワークセミナー二九人の順となっている。就職支援機関の出張相談や求人情報検索を含めた全体の利用者はのべ三、六六人だった。
月別の相談件数は、就職シーズンを迎える二月が最多の二一三件、次いで九月の二〇六件、八月の二〇五件と続いている。八月と九月は、子どもの入園申込みを考える時期でもあり件数に反映されている。
相談者の年代別では、三十歳代が全体の過半数の五四・〇%を占め、二十歳代の二三・三%より大きく上回っている。四十歳代になると一八・六%に減少、五十歳では三・六%と低率になっている(グラフ参照)。
就業状況では、無職が七九・八%と高く、次いでパート・アルバイト一〇・六%、正社員・派遣社員六・四%となっている。
居住地では、近江八幡市内が四五・一%、東近江市が二一・二%で二市を合わせると六六・三%になり、相談場所との距離とが大きく関係している。
相談やアドバイスを受けた結果、一年間で二三三人の就業が実現した。
相談内容では、「結婚、子育てのために離職して年月が経ち、今からでも仕事ができるか」や「子どもには出来るだけ愛情を注いで育てたいとの思いがある中で、子育て優先を認めてくれる職場があるのか」、「就職先よりもまず、働くことに夫の理解が得られにくい」などの不安が多い。
「働きたいと思っても、どうしたら実現できるか悩むばかり。漠然と模索している中でカウンセリングを受けて自分の思いが満たされた」という人もいた。







