昼休み毎日、自殺の練習「お前の家族全員死ね」
◇大津
大津市立中学校の二年生男子生徒(当時十三歳)が昨年十月、いじめを苦にして自殺したとされる問題で、男子生徒の父親はこのほど、同級生三人を刑事告訴し、大津署に受理された。生徒のアンケートをもとに作成された告訴状の資料は、同級生から男子生徒へのいじめが昨年九月の夏休み明け以降、エスカレートしていった状況を浮かび上がらせている。
罪名は、<1>脅迫<2>暴行<3>器物損壊<4>恐喝<5>窃盗<6>強要-にわたる。資料によると、「九月初旬以降、同級生は教室の隅に男子生徒を連れ込み、背中や腹部を複数回殴りつけ、生徒が泣くまで暴行を執拗に繰り返した」という。
自殺の二週間前、暴行はトイレでよく行われるようになり、「男子生徒の四肢にあざができるまで殴る蹴るの暴行を連日にわたって加えていた」とエスカレートした。
体育大会では、「手足がくくられた状態の男子生徒の口にガムテープ」。さらに死んだハチを食べさせる強要では「食べないと言った男子生徒を倒して口を強引に開け、口の中に死んだハチを入れようとした」。
また、暴力は殴る、けるだけでなく、「(着火した)タバコの先端部を男子生徒の手に押しつけてもてあそんでいた」という苛烈ないじめや、「死ね」「お前の家族全員死ね」と、言葉による暴力もあったという。
「自殺の練習」は日常的で、「昼休みになると、被告少年らによって毎日自殺の練習をさせられていた」「先生に相談したにもかかわらず学校側からは何の対応もなされなかった」とも。
恐喝・金品要求では、「キャッシュカードの暗証番号を教えるように脅かし、聞き出した暗証番号により現金を引き出させ、その金銭を遊興につかっていた」と、預金まで狙ったとしている。
さらに同級生は男子生徒に万引きを強要し、「拒絶すると殴って脅かし、万引きをさせた」「万引きをする代わりに金を支払うよう強要していた」と、訴える。
自殺直前の昨年十月八日になると、「自宅の部屋をめちゃくちゃに荒らされた上に財布を取られるいじめを受けた」。
そして三日後の十一日午前八時すぎ、男子生徒は自宅マンション十四階から飛び降り、自ら命を絶った。(高山周治)
中2自殺問題
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