公民館出入り口に啓発看板設置
◇東近江
“思いやりゾーン”に指定されている東近江市佐野町の佐野区公民館で十二日、高齢者を交通事故から守るため、滋賀県警マスコットキャラクター・けいたくんが敬礼している姿を描いた「思いやりゾーン啓発看板」(縦六十センチ、横四十五センチ)が設置された。
この思いやりゾーンは、高齢者人口や高齢者施設の配置状況、過去の交通事故などを勘案し、高齢者の事故発生が予測される地域を指定、交通安全教育や広報・啓発活動を集中的に展開するもので、平成二十三年度から始まった四カ年計画の高齢者交通安全対策事業。
東近江警察署は、今年度、高齢化率約二一%で、今年一月に車と歩行者による死亡事故が発生している佐野町(約六百七十世帯)を思いやりゾーンに指定した。
交通量の多い県道52号線沿いに立地する佐野区公民館の出入り口二カ所に、佐野町老人クラブ・同町自治会・高齢者交通安全指導員・東近江警察署交通課員ら計八人が啓発看板四枚を取り付けた。
佐野区公民館の前原宏行事務局長は、週一度のいきいきサロンや老人クラブの例会など利用頻度が高く、自ら車を運転して訪れる高齢者も多いことから「啓発看板を設置することで出入り口の注意喚起に加え、ドライバーにも交通ルール遵守が促せる」と話していた。
交通事故が絶えない佐野町では、毎年、町内四カ寺の協力を得て“道路安全祈願供養”を続けており、子どもから高齢者まで一緒になって交通安全や尊い命に目を向ける機会を設けているという。







