遺族父親「今ならまだ間に合う 少年たちが早く立ち直ることを望む」
◇大津
昨年十月の大津市立中学二年男子生徒(当時十三歳)の自殺を巡って、遺族側から十八日、生徒をいじめたとされる同級生三人に対する刑事告訴が行われ、大津署は受理した。
刑事告訴は、犯罪事実の申告と処罰を求めるもので、通常は受理された後に捜査が始まる。今回はすでに捜査が始まっているが、「亡くなった息子のため現段階でできることは全てするという父親の気持ち」(代理人弁護士)から行われた。
代理人弁護士によると、起訴事実は学校が実施したアンケートで明らかになった「蜂を食べさす」「体の拘束」「自殺の練習」など四十五にわたり、容疑は(1)暴行(2)強要(3)器物損壊(4)恐喝(5)窃盗(6)脅迫―となっている。
遺族は昨年十二月一日まで、被害届を三回、大津署へ出しているが受理されなかった。今回告訴を受け取った署員は「この機会をとらえて、いじめの被害者をなくしたい」と話したという。
遺族の父親は、「今日ようやく告訴を受け取ってもらい、このことを息子に報告できます。事実解明され、告訴された事実について加害少年は罰を受け、自分のしたことを謝罪し、しっかり更生することを望みます。少年達は早く更生できるよう、捜査にしっかり協力してほしい。今ならまだ間に合う。少年たちが早く立ち直ることを望みます」と代理人弁護士を通じてコメントを発表した。







