文化審議会、国史跡に追加指定
◇大津
国の文化審議会はこのほど、大津市瀬田の国史跡「近江国府跡 国庁跡 惣山遺跡 青江遺跡 中路遺跡」(既指定九万五千平方メートル)の関連遺跡として、国庁跡東側に接する二千八百平方メートルを国史跡に追加指定した。
同史跡は、古代近江国の政治、経済の中心をなす史跡で、国庁跡と一体として機能した惣山遺跡、青江遺跡、中路遺跡で構成され、すでに昭和四十八年から平成二十二年にかけて国史跡に指定されている。
追加して史跡に指定されたのは、国庁東部に接して掘立柱建物、柵、門が検出された個所。
大津市教育委員会は「国庁跡東部からこれらの遺跡が検出されたことで、東側にもさらに区画を伴う官衙群が広がることが明らかになった。これらは近江国府の範囲、構成要素を考える上で欠くことの出来ない遺構といえる」としている。







