市の調査で原因判明
◇大津
大津市が中心市街地活性の拠点として改装し、昨年四月にオープンさせたばかりの旧大津公会堂(同市浜大津)で、地下一階の人気の洋食レストラン「大津グリル」が原因不明の床下浸水で店内にカビが発生して、昨年十一月から休業に追い込まれていた問題で、同市とビルを管理運営する(株)まちづくり大津(地元企業、商工会議所が出資)が調査したところ、同じく地下一階に入居する別の飲食店の下水管からの水もれが原因であることが分かった。被害を受けた「大津グリル」は店内を全面改装し、この二十日から再オープンした。
被害のレストラン20日再オープン
オーナー「お客さんのため前へ」
まちづくり大津によると、大津グリルではすでに昨年春からハエが店内に発生し、さらに湿気で木の床が膨らんだり、壁などにカビが発生するなど異常な状態が続いた。
昨年八月に大津グリルから被害報告を受けてから、ようやく原因が分かったのは、同年十一月下旬。隣接する飲食店の床をめくってみると、塩ビ製の下水管に亀裂が走っており、ここから漏れた汚水が、大津グリル側に流れ込み、同店の床下に水深一・五~二・〇センチの浸水を発生させていた。
工事の区分は、市が建物本体を担当し、店内の配管や内装は各店舗が行っている。このため、下水管の修繕工事は原因者である飲食店が行った。また、市とまちづくり大津、大津グリルは取り決めにより、それぞれが実施した調査費と休業補償、改装費を求めている。
再出発する大津グリルオーナーは、「ゼロからの出発どころか、風評があればマイナスからの出発かもしれないが、たくさんのお客さんが待ってくれているので、がんばって前に進んでいきたい」と張り切っている。
同店は、リニューアルに伴ってメニューも一新し、幅広い年代層がお箸で楽しめる「和・フレンチ」を提供する。地元・大津の食材にこだわるほか、近隣の観光や食のスポットも紹介し、「地域活性化のお手伝いをさせてもらいたい」としている。
ランチは月~金の午前十一時半~午後二時、土日は半時間延長。ディナーは午後五時半~同九時半。定休は毎週木曜、第三水曜。問い合わせは大津グリル(TEL077―527―0011、(http://otsu-grill.com)。








