おうみの名工・山極さん制作
◇大津
豊臣政権時代、湖上交通の要である大津湖岸で威容を誇った大津城を再現した百分の一の銅版製の模型が、かつての本丸跡に建つスカイプラザ浜大津六階ロビー(大津市浜大津)にお目見えした。
大津城は、関ヶ原の戦いの前哨戦で、大坂から攻め寄せた西軍の猛攻に耐えた京極高次の居城として著名。大津城をめぐる戦いは、昨年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国」でも取り上げられた。
制作したのは、市内在住の板金工、山極千三さん(72歳)=平成二十三年度おうみの名工表彰(滋賀県技能者表彰)=で、昨年八月中旬から約四か月かけて、現代に伝わる大津城の図面をもとに制作した。
模型は本丸部分を再現したもので、本丸そのものは幅一メートル十センチ、奥行き六十九センチで、本丸に建つ天守は高さ二十九センチ、幅二十五センチ、奥行き十五・八センチ。
山極さんは「天守の屋根や城壁などの細かな部分の制作で苦労しましたが、完成して満足です」と話している。
問い合わせはスカイプラザ浜大津(TEL077―525―0022)へ。








