大詰め迎えた来年1月の大津市市長選
◇大津
来年一月十五日に告示、二十二日に投開票される大津市長選はいよいよ大詰めを迎えている。出馬の意向を示しているのは、現職で三選を目指す目片信氏(70)と、元参院議員で県農業共済組合連合会長の山下英利氏(58)の二人だったが、連合滋賀も、出馬の意向を示している越直美弁護士(36)への選挙支援を内定し、十八日の連合滋賀の定期大会で、お披露目する運びだ。候補者選びが遅れている共産党を含めて四候補がまもなく出揃う。【石川政実】
「若さ」「女性」で山下氏に対抗
みんなの党、擁立断念か
市議会の最大会派で保守系の「湖誠会」(十二人)の総会が二日に開かれ、保守系の目片氏と山下氏の両氏から選挙支援を求められている問題で協議したが、結論は出なかった。片や保守系「大志会」(四人)は、山下氏支援に傾いている。
このような保守分裂の中で、みんなの党滋賀代表の蔦田恵子県議は一か月前に、県内の大学教授に無所属での出馬を要請した。同氏はスポーツマンの異色の逸材だ。市内の関連団体が動けば、勝機が十分あるだけに、蔦田氏はいまも未練たっぷり。
一方、民主・連合もそんな同教授に注目し、一時は打診したものの、同氏は大学の看板教授で、身動きが取れないのが実情だった。
そこで民主・連合では、タイムリミットが迫る中、白羽の矢を立てたのが、かねてより出馬に意欲を見せていた弁護士の越氏だった。まだ県内では無名だが、膳所高を出て、ハーバード大学を卒業という国際派のキャリアウーマンである。
民主の支持母体の連合滋賀幹部は「強敵として想定しているのは、さわやか系の山下氏。知名度のある同氏に勝つには、同年代の男性より、『若さ』『女性』『国際派』がキーワードになるため、越氏がベターな選択」と舞台裏を語る。山下氏も十九日ごろに正式表明する模様であり、共産党・市民団体も近く候補者を発表するとみられ、大津市長選の顔ぶれがまもなく出揃う。







