大津市長選で山下氏が本紙に語る
◇大津
来年一月に予定されている県都の大津市長選。現職の目片信・大津市長(69)が出馬に意欲を見せているものの、他の候補者擁立の動きは、いまのところ見られない。しかし、今月から来月中旬までが名乗りを上げるリミットでもある。そんな中、待望論が根強い県農業共済組合連合会会長(元参院議員)の山下英利氏(58)に直撃インタビューした。 【石川政実】
―大津市長選の候補者選びが大詰めを迎えているが。
山下 六月に滋賀報知新聞で私の名前が出てから、周りの状況がかってに動き出して、会う人、会う人に「どうするんだ」と聞かれて正直、悩んでいる。今月中には、正式に態度を明確にしたい。
―大津市長選の候補者は、どうあるべきと考えているか。
山下 大津市は中核都市だけに、これからの四年間を任せられるしっかりした候補者が市長になるべきで、ムード選挙にしてはならない。
―現在の市政の問題点をどう見ているか。
山下 大津市と県がいまのようにいがみ合っていてはだめだ。むしろ、一緒になって国にあたっていくべきだろう。
―改めて出馬の意向は。
山下 県農業共済連の会長という重責を担っており、軽々に発言はできない。私はいまは自民党籍を離れているが、支持者は保守層で目片市長とダブっている。それだけに保守が分裂すれば、民主を利することにもなりかねない。私がうんぬんの前に、市議会の保守系会派である湖誠会と大志会で、まず(現職か、山下か)どちらの候補者を推すかを決めていただきたい。四年前は、現職の目片市長と新人の黄瀬紀美子氏との差はわずか三千六百票だったが、次期市長選も、現職と民主が予定している落下傘などの候補とでは、どちらが勝つかだ。保守系会派が私でまとまれば、その段階で(出馬の)決断をしたい。
―出馬するとなると、どこから出馬するのか。
山下 無所属で出馬する。
―保守系会派に一本化を求めたことは、山下氏が保守系議員らにボールを投げたとみていいのか。
山下 そう思ってもらって結構だ。







