3時間半で1万2千食完売 福島からも「復興焼うどん」参加
◇東近江
全国から十三銘柄が集まった「第一回ご当地うどんサミット」が二日、八日市駅前道路を歩行者天国にして開かれ、大勢の人々で賑わった。
滋賀県製麺工業協同組合、東近江市、八日市商工会議所などでつくる実行委員会が、親しみのあるうどんを通して新しい食文化を東近江から発信しようと開いた。
会場には、米粉の麺を使った岐阜県の「米粉ころうどん」や特産のニンジンを麺に練り込んだ埼玉県の「新座名物にんじんうどん」、とろろとご飯の上に麺を乗せた愛知県の「豊橋カレーうどん」、地元からは東近江市の「近江牛うどん」、愛荘町の「愛荘66うどん」、近江八幡市の「ジュレの冷麺葦(よし)うどん」、高島市の「高島とんちゃん焼きうどん」が出店した。
午前十時半からの開会式のあと、号砲を合図にテントに並んだ各店舗で一斉に売り出され、早くから並んだ「うどんファン」が長蛇の列をつくって順番を待った。午前十一時半過ぎには、会場いっぱいの人であふれ、一時間待ちの列もあちこちに。中には、神戸から電車に乗って来たが、たくさんの人でビックリ、食べられそうにないので帰った人や余りにも長い列で並ぶのを諦めた人もいた。その一方で、グループで来て、手分けして列に並び、数銘柄を分け合って食べた手堅い人たちもいた。
うどんは、各店舗五百食から千二百食まで準備され、いずれも開始三時間半後の午後二時頃には、全てのうどんが完売、全店舗合わせて約一万二千食がなくなった。完売の一番乗りは午後0時半の愛荘66うどん(千百食)、最多販売は「高島とんちゃん焼きうどん」の千二百食だった。
食べた人による投票は、午後二時十分に締め切られ、投票カードの重さの総量を計った結果、三・九キロを集めた近江牛うどんが最高人気のグランプリに選ばれた。二位は愛荘66うどん(三・八キロ)、三位は豊橋カレーうどん(三・六五キロ)に決まった。カード全量の重さは三十キロ余りで投票総数は約七千五百枚にのぼった。
会場では、県内産の地鶏と塩、小麦粉でつくった福島県生麺協同組合の「復興焼うどん」が特別参加して八百食を完売。テント前には被災地の一日も早い再出発を支援しようと長い列が出来ていた。
冨江彦仁実行委員長は「予想以上のたくさんの人に来場していただき、主催者側としてもビックリしている。来年からの開催をどう継続していくか、関係者と協議していきたい」と話した。







