3万羽割り込む
◇全県
県はこのほど、昨年秋期カワウ生息状況調査結果と昨年のカワク捕獲結果の概要をとりまとめた。
それによると、同年秋期カワウの生息状況は、県内(竹生島、伊崎半島、葛籠尾崎)では、二万七千二百二羽(前年同期比九・二%減)と減少し、平成二十一年に続き三万羽を割り込んだ。
このうち竹生島は一万三百三十三羽(同三一%減)と激減し、二十一年に続き二万羽を割り込んだ。伊崎半島も、一万三千六百二羽(同九・三%減)と減少した。五月にコロニーが確認された葛寵尾崎の生息数は三千二百六十七羽だった。
一方、カワウの捕獲総数は、過去最高の二万五千百七十羽となり、捕獲目標の二万羽に対して二五・九%増になった。
内訳は、竹生島一万一千三百三十三羽(二十七日実施)、葛籠尾崎九千三百十二羽(十六日実施)、伊崎半島四千五百二十五羽(十九日実施)となっている。
竹生島においては四―五月に高い捕獲効率で繁殖個体(成鳥)を選択的に捕獲するとともに、新たにコロニーが形成された葛籠尾崎においても六~七月にかけて高い効率で捕獲を行ったため、竹生島では生息数が減少するとともに、葛寵尾崎ではコロニーの拡大が一定防止された。しかし、伊崎半島では、秋期の生息数が春期に比べ増加した。
伊崎半島で増加した原因について、県は「繁殖抑制が十分でなかったこと(成鳥の捕獲が不十分)や、竹生島や県外からの飛来が考えられる」とみている。






