嘉田知事、“瀬田川洗堰操作移譲”に意欲
◇全県
「仕事始め」の四日、嘉田由紀子知事は午前九時半から、県庁で職員約五百人を前に年頭のあいさつを行った。
今年は、滋賀県が舞台になったNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」がこの九日からスタートすることもあって、「滋賀は縄文時代から文化のたまり場であり、これが今も重層的に生き続けている。こうした歴史を振り返りながら、未来への道標(みちしるべ)を示す『元年』にしたい」と訴えた。
また昨年十二月に誕生した関西広域連合に触れ、「広域連合の中では、滋賀県が担当する広域環境分野、とくに生態系の保全と温暖化対策の二本柱で、『チーム関西』の一員として存在感を発揮したい。大きな歯車を回せば、小さな歯車はおのずと動いていくので、具体の戦略・戦術を練り上げてもらいたい」と奮起を促した。
さらに関西広域連合の具体的な取り組みの一つとして「瀬田川洗堰の操作といった、江戸時代以降、上下流が対立してきた、そういう一番しんどいところから手を着けるべきだと思っている。国に任せずに、流域自治として、当事者同士が合意点を見いだしていきたい」と決意を述べた。
また、嘉田知事は十一時半から、年頭の定例会見に臨み、改めて国から瀬田川洗堰操作の管理権委譲へ意欲を示した。








