地産地消やバラ売りの理由 環境にやさしい生活の実践
◇全県
ショッピングセンターの食品売場で子どもたちが何やら品定め。買物に来たかと思いきや、これがなんと環境学習。滋賀県を中心に地域密着型の店舗展開する株式会社平和堂(本社 彦根市)は、小学生三―六年生を対象に「平和堂エコピースクラブ 学ぼう・エコショッピング」と題した学習プログラム(約六十分)を教育現場に提供している。
子どもたちは「エコみつけシート」を手に食品売場に行って、▽近くでとれた野菜▽ごみの少ないトマトの売り方▽黄緑色のかごは何▽資源回収ボックスで何を集めているといった質問に挑戦。売場や品物を観察しながら答えを記入して行く。
帰ってきた子どもたちに指導担当者から答え合わせと、▽外国産の野菜はトラックや飛行機などで運ばれてくるが、近くでとれた野菜は運ぶ距離が短い分、資源を使わず、空気を汚さないで、地球環境にやさしい▽バラ売りで必要な分だけを買うことで、ゴミを減らせる▽エコバスケット(三百十五円で貸与)やエコバッグを使えばレジ袋がいらない▽牛乳パックはトイレットペーパーなど、トレイは文具など、ペットボトルは服(平和堂の制服やエプロンも)やカーペットに、スチール缶は鉄骨に再生されることなどを学ぶ。アルミ缶は再生原料として新幹線のボディーに使われていることを知ると、子どもたちはびっくり。
このほか、調理場の見学では生ゴミの処理や飼料としての再利用、エコマークやグリーンマークの意味、詰め替え商品の普及などについても学習する。
最後に、「例えば、照明を半分にするだとか、きょう学んだエコショッピングなど、みんなでできるエコを考えて実行してください。また、おうちの人にも話をして、買物の時にはエコなショッピングを教えてあげてください」と、みんなにやってほしいことが指導担当者から提案されると、子どもたちは元気いっぱい手を挙げて実行を誓った。
平和堂エコピースクラブは平成十九年からはじまり、年々利用団体も増え、四年目の昨年は二十七団体、千九百五人の子どもたちが取り組んだ。
問い合わせは、平和堂環境推進室(TEL0749―23―3150)へ。









