危険度の認識低かった熱中症
◇全県
全国的に気温三五度Cを超える酷暑の中で、滋賀県民は、今夏熱中症になりやすいと感じた都道府県ランキング第四十一位、また、暑さのために節約を心がけたという項目では第三十九位とそれぞれ低く、酷暑の中でも他地域と比較して比較的、平穏に暮らせていたことが分かった。
民間気象情報会社・ウェザーニューズが、先月二十五~二十七日にかけて同社の携帯サイト利用者を対象に実施した「夏の振り返り調査」で分かった。
調査対象が携帯サイトに限られることから、回答した年代層は比較的若いと推測される。結果は、三万八千五百三十人(男性三八%、女性六二%)の有効回答結果をまとめたもの。
調査項目の中で、「暑すぎて睡眠不足になったか?」の質問では、「エアコンつけてよく眠れた」と回答した人は四一%、「エアコンなしでよく眠れた」は十%、「エアコンつけても眠りが浅かった」は三四%、「エアコンなしでも眠りが浅かった」は十六%だった。
今夏は、回答者の七割以上の人がエアコンをつけて寝ており、さらに三人に一人はエアコンをつけても十分な睡眠が取れなかったと感じていることが分かった。
「エアコンつけても眠りが浅かった」との回答で、都道府県のトップは栃木県、次いで埼玉県、東京都と続く。滋賀県は七番目で全国的に高かった。
「今年は蚊に刺されたか?」の質問では、「昨年より刺された」と回答した人は十三%で「例年通り」は二三%、「昨年より刺されてない」は五六%、「見てない」は八%だった。昨年より蚊が少なく、半数以上の人が「昨年より刺されていない」と感じていることがわかった。蚊は気温二六~三〇度Cくらいが最も活動が活発になると言われており、今年は猛暑の影響で全国的に蚊の活動が鈍くなったのではないかと考えられる。
一方、「昨年より刺された」と回答した都道府県をみると、北海道、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県と続き、北日本で多い傾向にあることが分かった。北日本では、八月の平均気温の平年値が約二三~二四度Cのエリアが多いものの、今夏は平均気温が約二六~二七度Cになったエリアが多く、蚊が活動しやすい気温になったと考えられる。地球温暖化が進むと蚊の生息域が北上することが考えられる。






