石田新幹事長で“刷新の嵐”
●幹事長、異例の若返り
七月の参院選・知事選で惨敗し役員の総辞職が決まっている自民党県連は二日、役員の選考委員会を開き、新幹事長に石田氏を充てることを満場一致で内定した。近く開かれる県連総務会で正式決定される。
同選考委の山田和廣委員長(62)=草津市、二期=は「県連の“要”である幹事長が、これまで議長経験者らベテラン議員から選ばれるのが慣例だったが、選考委では執行部の若返りを優先すべきとの意見が相次ぎ、その中で委員の一人だった石田氏を推す声が出て満場一致で決めた」と説明した。政調会長、総務会長、組織委員長の三役人事は、石田氏に一任することになった。
●役員人事に市町の声も
現在のところ、三役には、生田邦夫県議(62)=湖南市、一期=、川島隆二県議(39)=長浜市、一期=、山田和廣氏、山田尚夫県議(63)=日野町、二期=らが下馬評に上っている。
しかし、「選考委に入っている県議らで四役を独占していいのか。市町議員も加えるべき」との声も予想されるため、従来の枠組みにとらわれない人選も考えられる。
●難関の県連会長
石田幹事長を始めとする四役が正式に決まれば、不在になっている県連会長と衆院1区、2区の支部長の人選を急ぐことになる。懸案の県連会長には、有村氏に白羽の矢が立つことになりそうだ。一部には水面下の動きもあるが、四役決定後に正式な打診が本格化するとみられる。
ちなみに有村氏は、石川県生まれの滋賀県育ち。父の有村國宏氏(元滋賀県議会議長)は、自民党県議時代にはタカ派として名をはせたが、学習院大学出身で現在の天皇の学友としても知られている。兄の有村國俊氏は近江八幡市議であり、文字通りの政治一家である。
近江兄弟社学園から国際基督教大学卒業後、米国バーモント州スクール・フォー・インターナショナル・トレーニング大学院修士課程を修了。専業主婦時代に野田聖子衆院議員に手紙を出したことが契機になり、平成十三年の参院選比例代表に出馬し当選、十九年の参院選比例代表で再選。党本部役職は、党女性局長。
有村氏が内諾して初の女性県連会長が誕生すれば、四十代の石田新幹事長と相まって、“自民再生”の機運が一挙に高まりそうだ。








