都道府県別順位は首位に
◇全県
帝国データバンクは、七月に実施した滋賀県内のTDB景気動向調査の結果を公表した。
それによると、景気DIは、前月を三・六ポイント上回る三九・二となり二か月連続で改善した。全国の三三・五を五・七ポイント、近畿の三三・七を五・五ポイントそれぞれ上回っている。都道府県別順位では前月の第四位から上昇して首位となり、前年同月の第三十六位を大きく上回った。
中小企業は、七か月連続で改善した。うち小規模企業は二か月連続で改善した。また、大企業も二か月連続で改善した。中小企業は、二〇〇八年一月に次ぐ水準まで回復した。
八業界中、建設、製造、卸売、運輸・倉庫、サービスの五業界が改善、金融、不動産の二業界が横ばい、小売のみ悪化した。サービスは、前月比一一・二ポイント増と大きく改善した。
先行きの見通しについては、三か月後四〇・三、六か月後三九・六、一年後四一・九となり、三か月後は改善しているものの、六か月後は横ばい、一年後は悪化となった。特に一年後の先行き見通しは二か月連続で悪化しており、先行きの不透明感は強まっている。
滋賀県の景気DIは、近畿の中では引き続き最高を維持し、都道府県別順位でも首位となった。製造の大企業をけん引役とした回復の動きが続いており、背景としては中国を主力とした輸出に支えられた堅調な需要が挙げられる。こうした状況から滋賀県は、引き続き回復基調が見込めるものの、欧州不安を皮切りとした先行きの不透明感が現れ始めており、踊り場局面に入る可能性もある。






