あの感動を再び
新世紀への期待とともに
ふるさとの情景ずらり52点
竜王町グループホーム設立向けて
ポルトガル語に興味津々
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年12月5日(火)第12485号
(湖東・能登川町)
能登川町でこのほど行われた「I・Love・Notogawa写真コンクール」の応募作品展が、町立博物館で開催されている。二十四日まで。
町の良さを再発見してもらうことを目的に開かれたコンクールで、町内外者に限らず、日々変わりゆく町の中で残しておきたい風景、お気に入りの風景、能登川町らしい風景など『能登川町』を被写体に撮影した作品を対象に応募を募った。
応募総数は五十二点で、厳正な審査の結果、最優秀賞一点、優秀賞三点、入選八点、佳作十六点、特別参加賞一点の計二十九点の入賞作品が決定し、最優秀賞には同町乙女浜の脇裕文さんの作品「夜明けの賑わい〈伊庭内湖〉」が選ばれた。
また、同じ会場では、町内のアマチュアカメラマンたちで組織する「のとがわ写真倶楽部」による写真展も開催されている。
コンクールの入賞作品および入賞者名は次の通り。敬称略。
【最優秀賞】「夜明けの賑わい〈伊庭内湖〉」脇裕文(乙女浜)
【優秀賞】「かぶ」中島紀一朗(種)▽「水車のある風景」北東幸男(八日市市)▽「きぬがさ街道」松吉三男(八日市市)
【入選】「もうすぐ冬ですよ」湯浅由美子(神郷)▽「夕暮」藤森朝子(佐野)▽「住宅にひびくにぎやかな稲刈りの音」中村和子(長勝寺)▽「夜景」新谷教子(伊庭)▽「伊庭内湖の朝」井口初美(乙女浜)▽「伊庭中湖の朝」小磯時一郎(伊庭)▽「暮色」藤沢和美(八日市市)▽「夕照伊庭内湖」藤沢廸夫(八日市市)
【佳作】「春雨の夕晩れ」森下貴子(種)▽「猪子の子供みこし」富永重三(猪子)▽「祭りの子」片山ミチ子(躰光寺)▽「初冬の朝」石田光明(五個荘町)▽「水辺の朝」里田俊子(山路)▽「散策」若林たか子(新宮東)▽「秋祭り万燈祭」深田實(能登川)▽「愛知川で遊ぶ・いつ迄も美しく」星野義雄(長勝寺)▽「冬」中村善一(五個荘町)▽「瞬陽」金森賢一(佐野)▽清澄」森弘子(林)▽「水車の朝」藤川節子(垣見)▽「こんなところに秋が…」川南千年(川南)▽「彼岸花(家の裏にて)」深田和子(能登川)▽「春祭り」脇規子(佐野)▽「田んぼの中のお宮さん」木下富男(伊庭)
【特別参加賞】「初冬の伊庭内湖」石田光明(五個荘町)
竜王町グループホーム設立向けて
やまびこまつり開催
=10日、シンポや仲間のステージ=
(湖東・竜王町)
やまびこ作業所(島田多美枝所長・竜王町鵜川)主催の「やまびこまつり」が十日、同町公民館(小口)で開催され、同作業所の仲間や町内各団体が手づくりイベントを繰り広げる。
この祭りは、地域の人たちと交流を深めるとともに、仲間たちが自立して生活するグループホーム設立に向けた資金づくりの一環として開催されるもの。
グループホームとは、両親の高齢化などの様々な事情から、自立を目指す仲間たち四、五人が、生活を援助するハウスキーパーとともに、生まれ育った地域で安心して暮らせる施設のこと。
祭りでは、作業所の仲間たちが歌や踊りを特設ステージで披露(10時40分)するほか、日曜品や陶器の販売・オークションを行なうリサイクルバザー(11時)、焼そばやフランクフルトなどが味わえる模擬店(10時半)が軒を並べる。
また午後一時半からは、グループホームへの関心を深めるシンポジウムが開かれる。司会進行は同作業所職員の佐藤勝治さんが務め、シンポジストには彦根市のたんぽぽ作業所でハウスキーパーとして勤務する手原裕子さん、グループホームに入居する障害者代表として松村明美さん(安土町)と今村ちかこさん(彦根市)、アパートで生活する障害者代表として今若狩太郎さん(八日市市)、グループホーム入居を希望する障害者代表で和田祐子さん(竜王町)と中嶋淑江さん(同)がそれぞれ、グループホームの必要を訴える。
島田所長は、「両親の高齢化が進むなか、仲間たちが地域に根差しながら自立しようと思えば、どうしても共同生活するグループホームが必要。まだ認知度が低いので、この催しで理解を深めてもらえれば」と話している。
同作業所は、町からの無償提供で引き継いだ旧作業所(同町七里)をグループホームに改築する計画を進めている。改築費用千五百万円のうち、国・県と町の補助金を除いた自己資金五百万円を必要としている。
ポルトガル語に興味津々
日系ブラジル人招いて国際理解
=桐原小5年生 =
(湖東・近江八幡市)
市立桐原小学校で二日、海外に目を向け、国際理解につなげる五年生の全体学習会が開かれ、人材派遣会社M・K・Kの統括部長を務める日系ブラジル人、塩谷へナット幸男さん(37)のブラジルの話しに耳を傾けた。
塩谷さんは十年前、ブラジルで日系の大手家電メーカーを退職したのち、就労を目的に来日し、堪能な語学力を活かして通訳を務めるなど、日本とブラジルの国情を最も理解している一人として仕事に励んでいる。
多目的広場に集まった児童百人を前に塩谷さんは「ブラジルの小学校は一日四時間で、共働きの家庭が多いために一人ぼっちで昼食を食べる子供が多いです。これからの日本はさらに国際化が進み、世界の人々と仲良くしていかなければならない。そのためには特に言葉を勉強することが大切です。何か好きなことを見つけて一生懸命やってほしい。将来きっと役立ちます」と自分が日本語を習得した例をあげて説いた。
また、ビリバオと言われるブラジルの弦楽器を演奏したり、ブラジルの子供たちがよく歌っている歌を披露し、児童の代表が歌に合わせたダンスに挑戦した。
児童たちは、ポルトガル語の紹介に一番興味を示したようで「オブリガード」(ありがとう)、「チャオ」(さよなら)などの言葉や発音の仕方を質問する手を元気に挙げていた。
この日、保護者の授業参観も行われ、児童たちはお父さん、お母さんの前で少し緊張しながらも楽しい塩谷さんの話に大喜びだった。






