=八日市・青少年の主張大会=
仮称・東近江農業共済組合
選挙啓発ポスター・標語コンクール
日野町 綿向山の日に500人
自然や都市化など16分野
五個荘小
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年11月17日(金)第12465号
(湖東・広域)
東近江地域の農業共済事業の一本化をめざす準備がこのほど整い、「(仮称)東近江農業共済組合」設立に向けた合併予備契約の調印式が、十五日に八日市市役所別館大ホールで行わた。これにより、来春からの新組合の事業開始へまた一歩、大きく前進した。
現在東近江地域では、八日市・近江八幡・能登川・五個荘・永源寺・安土の六市町の農業共済組合と、蒲生・大中の湖の二農業共済組合が、それぞれ別々に農業共済事業を運営していることから、これを一つにまとめることで、事業基盤や体制の強化、効率化を図り、農家資産の保全と経営の安定、農業の担い手育成、地域農業の発展を目指すことができる。
調印式には関係市町の首長、議会代表、組合代表、県議や関係者約八十人が出席。中村功一同組合設立準備委員会会長の「東近江地域が滋賀の農業のモデルに」のあいさつのあと、経過報告、同組合等再編整備趣意書、合併予備契約書が読み上げられ、内容を確認。
川端五兵衞(近江八幡)・中村功一(八日市)・仙波秀三(安土)・久田元一郎(永源寺)・小串勲(五個荘)・杉田久太郎(能登川)の各市町長、岡田力(蒲生)・小林治幸(大中の湖)の各農業共済組合長と、立会人の安井一嗣(蒲生)・奥野弘三(日野)・福島茂(竜王)各町長、安原悟郎八日市県事務所長、北川弥助県農業共済組合連合会長の署名で調印が行われた。
これにより、各市町十二月定例議会と組合臨時総代会で承認、来年一月に設立委員会発足、三月設立許可申請、認可を受け、三月八日正式合併となり、四月一日から新組合で事業をスタート、県全体の農業共済事業の約三分の一を実施する県下最大の農業共済組合が誕生することになる。
選挙啓発ポスター・標語コンクール
田中聡君(聖徳中)最優秀賞
=1票で決まる明るい未来表現=
(湖東・広域)
「明るい選挙推進啓発用ポスター・標語コンクール」(県選管・県明るい選挙推進協・市町村選管・市町村明るい選挙推進協の主催)の審査がこのほど行なわれ、ポスター中学校の部の最優秀賞に、八日市市立聖徳中学校二年の田中聡君の作品が選ばれた。
ポスターコンクールは、県内の小中高の生徒を対象に募集していたもので、県内六十二校から六百九十五人の応募があり、それぞれ最優秀一点と優秀四点、佳作五点を選んだ。また、標語の部では、県内に在住または在学している人を対象に広く募集した結果、三百三十七点が応募され、優秀作品十点が選ばれた。
入賞作品については、来年一月十九日に草津アミカホールで開催する「県明るい選挙推進県民会議」で表彰式を行ない、賞状と記念品を贈ることにしている。なお、東近江地域で表彰されるのは次のみなさん。
◎ポスターの部◎
【小学校】優秀・片山みなと(能登川西小5)優秀・安田恵里奈(日野小4)佳作・西居佑梨(沖島小5)。
【中学校】最優秀・田中聡(聖徳中2)優秀・西川隆太(同中2)優秀・籠谷美香(同中2)佳作・白澤佳子(同中2)佳作・吉村皇春(安土中2)。
◎標語の部◎
【小学校】優秀・白井智貴(竜王小5)。
【一般】優秀・藤野幸昭(能登川町)。
日野町 綿向山の日に500人
素晴しい眺望に充実感
=バザーでは地元の味紹介=
(湖東・日野町)
日野町が「綿向山の日」と定められている十日、同山で「ふれあい綿向山デー」が開かれ、県内外の登山客約五百人が訪れた。綿向山の日は、標高1100メートルにちなんで同町で制定されているもので、同様の条例は全国的に珍しい。
この日頂上では、綿向山を愛する会と鈴鹿モルゲンロートクラブが、素晴しい展望、自然を登山客に解説。あいにくの曇り空で視界は悪かったが、南側は奈良県の曽爾高原付近の山まで眺めることができ、ハイカーは登りきった充実感を味わっていた。
また三合目では、同町と日野観光協会などが、地元の特産物が味わえるふれあいバザーを開催。下山途中の登山客が足の疲れをいやしながら、イワナの塩焼きや山菜ソバをほおばった。
京都市からバスツアーで参加した男性(67)は「日野町出身だが、久しぶりに綿向山に登った。昔と今とで自然は全く変っていない。いつまでも大切に残してほしい」と懐かしんでいた。
綿向山は信仰の対象として、古くから崇められてきた名山。秋冬の澄んだ日には、鈴鹿連山をはじめ、北アルプス穂高岳、木曽御獄山、恵那山、南アルプス塩見岳なども見ることができる。
自然や都市化など16分野
五個荘小
6年児童 町づくりを提案
=初の総合学習で成果発表会=
(湖東・五個荘町)
五個荘小学校の六年生児童が自分たちの理想とする町の未来を考え、それに向けた町づくりプランを提案する「町づくりシュミレーション発表会」が、このほど五個荘町てんびんの里文化学習センターで開かれた。
町づくりシュミレーションは、同校が三年生以上を対象に本年度から実施している「総合的な学習の時間」において、六年生が取り組んできたテーマで、児童たち一人ひとりに町の将来を担う立場として真剣にふるさとに目を向けてもらうことがねらい。
クラス編成を超えた五人一組でこれまで学習に取り組んだ児童たちは、まず、それぞれが町長になったつもりで望む町の姿を設定し、現地視察や行政インタビューなど自主的な調査・研究を経て、取り組むべき課題や改善策などをレポートにまとめた。
発表会はその総まとめとして実際に行政に提案し、意見を仰ごうと開かれたもので、小串勲町長を前に二十六グループが福祉・自然・観光といった十六分野におよぶプランを披露した。
「草花あふれる町に」と題して発表したグループは、町内の花を増やす活動を展開している市民グループについての調査結果を紹介するとともに、各字へのプランターの配布を価格計算と合わせて提案。品種についても花持ちの良い「ガーベラ」「サルビア」の二種が適当であるとした。
また、「人口を増やすために大学の誘致を」と題したプラン発表では、新しい大型店舗を建てて欲しいとの発想から▽人口が少ないと採算が合わない▽大学を誘致してはどうか▽大学も人口増が必須▽他市町と合併すれば人口も増加・・との展開で町村合併の推進へとつなげる大人顔負けの理論を展開した。
これを受けて小串町長は「まだまだ多くの課題が山積していることを改めて実感させられた」と児童らの学習成果を褒めるとともに、「町づくりにはお金も必要だが、まずは心。一人ひとりの心がけで解決できる課題も多くあり、開発による副産物も多いことをさらに学習してほしい」と助言した。
一方、会場は我が子や我が孫のプランに耳を傾けようと参加した親と祖父母が、時代を反映した対照的な反応を見せた。頼もしさを感じながら笑顔で見つめる親が多い中、一部の祖父母らは、柔軟で豊かな、いわゆる「子どもらしさ」に欠ける発表に戸惑いを見せ、今年度初の試みに疑問を投げかけていた。





