健康づくりとふるさと再発見
八日市市
介護は市民1人1人の課題
=杉田久太郎能登川町長=
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年10月25日(水)第12439号
芸術文化に市民総参加
第38回八日市市芸文祭
すてきな秋をあなたに!
=生涯学習のまちづくりへ=
(湖東・八日市市)
「新世紀へ、文化のかけはし、みんなの力で」をテーマに八日市市芸術文化祭が二十七日から開幕する。県立八日市文化芸術会館や市立中央公民館などを主会場に、来月二十六日までの一か月間、多彩な催しが繰り広げられる。
身近な芸術文化の向上を目指し毎年開催され三十八回目を迎えるが、同市の特徴は生涯教育に結び付く生活文化に対しても力を入れている点で、コンサートや美術展覧会、青少年意見発表会ほか、カラオケ、ダンス、手づくりフェスティバルなど、子どもからお年寄りまで市民総参加の芸文祭となる。
同芸文祭の日程、行事などの内容は次の通り。文芸会館は文芸、中央公民館は中公。
◎主な催し◎
【11月】
▽コンサート「心を癒すバロックの調べ」(2日18時半、文芸)
▽美術展覧会(4―8日、文芸)▽市民のど自慢大会(12日13時、アピア)
▽コンサート「和楽器で奏でる現代邦楽」(15日18時半、文芸)
▽青少年の主張大会(18日13時、市役所別館)
▽ダンスフェスティバル(19日13時、文芸)
▽子どもフェスティバル(23日12時半、文芸)
▽子ども芸術展(23―26日、文芸)
▽芸能フェスティバル(26日10時、文芸)
◎参加行事◎
【発表部門】
▽秋の音楽会(10月29日13時、文芸)
▽交流茶会(11月3日10時、文芸)
▽文学祭(4日13時、中公)
▽社交ダンス大会(4日18時、同)
▽びわこカラオケ優勝大会(5日13時、文芸)
▽古文書サークル会(7・21日19時半、中公)
▽好日短歌会(10日13時、同)
▽秋季謡曲大会(11日9時半、浜野会館)
▽八樹会(11日11時、図書館)
▽短歌研究会(11日13時、中公)
▽詩吟朗詠会(11日13時、同)
▽宗好会茶会(12日9時半、同)
▽茶会(12日10時、たねや)
▽秋の舞踊(12日12時、文芸)
▽江州音頭座敷音頭大会(12日13時、八日市公民館別館)
▽現代俳句研究会(13日13時、中公)
▽邦楽邦舞発表会(18日12時半、文芸)
▽囲碁大会(19日9時、中野公民館)
▽将棋大会(19日9時、中公)
【展示部門】
▽菊花作品展示会(24日―11月15日、市役所)
▽押し花アート展(27―29日、文芸)
▽美術協会展(28・29日、アピア)
▽MOA美術館児童作品展(同、同)
▽切手・絵はがき展(同、同)
▽俳句俳画展(31日―11月5日、芸文)
▽野草展(同、同)
▽俳画展(11・12日、図書館)
▽盆栽会(11―13日、アピア)
▽フォトクラブ作品展(16―19日、図書館)
▽寒蘭展示会(18・19日、アピア)
健康づくりとふるさと再発見
万葉うぉーく あが社道巡る
=市民ら400人 蒲生野の秋満喫=
(湖東・八日市市)
地域の自然や歴史文化をの中を歩きながら健康づくりに取り組む「万葉うぉーく2000」が二十二日に八日市市で開かれ、市民ら約四百人が蒲生野の秋を楽しんだ。
かんぽ健康増進支援事業として毎年、市と市教委の主催、市体協や市レクリエーション協会などの協力で開いている。今年は、かつて太郎坊宮や阿賀神社参拝の街道として人々が利用した「あが社道」から「万葉の森船岡山」を巡る約十一キロのコースで行われた。
布施町の布施公園を午前九時にスタート、蛇溝町や小今町の集落や田園の中を通り第一休憩ポイントの太郎坊宮参道前、第二休憩ポイントの「万葉の郷ぬかづか」へ。途中、道標や説明板などに目をやって歴史文化の知識を広げ、手作りせんべいやアイスクリームに長い行列をつくり、コスモスの花に顔を近づけるなど、たくさんの出会いの中でふるさと再発見を楽しんだ。
スタートから二時間後の十一時ごろには、先頭集団が続々と布施公園に帰ってきて、運営委員会が用意したトン汁で疲れをいやしていた。また、ゴール後公園内で開かれたグラウンドゴルフやスカイクロス、ネイチャーゲームなどに興じて、スポーツの秋を満喫した。
中山道と東海道を結ぶ「御代参街道」に比べてちょっとマイナーな「あが社道」だが、参加者は「あが社道のことはもちろん、八日市の街道文化に触れられて、いい経験になりました」と新たな発見に喜びの感想を話していた。
八日市市
きらりんピック・ねんりんピック
中村市長が出場選手を激励
=あとでよかったと言える大会に!=
(湖東・八日市市)
全国身体障害者スポーツ大会「きらりんピック富山」と、全国健康福祉祭「ねんりんピック2000大阪」に八日市市から出場する県代表九選手に対する壮行会が、二十三日に同市役所で開かれた。
障害者スポーツの祭典「きらりんピック」は、二十八日に富山県総合運動公園を主会場に開会、二十九日に閉会、三十日の地元交流会で幕を閉じる。一方、高齢スポーツ愛好者の大会「ねんりんピック」は、十一月三日に開会し、大阪府一帯で競技が繰り広げられ、同六日に閉会する。
壮行会で中村功一市長は「障害者の方も高齢者の方も、ともに明るく楽しく生きていくためには、健康であることが大切。よかったと言える大会になるよう、みなさまの取り組みに期待しています」と、激励の言葉をかけていた。なお、両大会の出場選手のみなさんは次の通り。
【きらりんピック】西田和正(50・ひばり丘町)車いす二百メートル競争・スラローム▽高木洋二郎(57・布施町)ソフトボール投げ・障害競歩。
【ねんりんピック】吉田房治(68・小脇町)グランドゴルフ▽吉田實枝子(67・同)同▽奥居喜久子(68・今崎町)ウォークラリー▽杉山英子(67・東浜町)同▽矢島正男(71・清水町)剣道▽福田和満(60・東本町)テニス▽雲川昂(66・同)ラグビー。
介護は市民1人1人の課題
八日市市市辺でセミナー
=体をつかって実習、指導=
(湖東・八日市市)
八日市市の市辺地区社会福祉協議会(大澤義一会長)の「介護を考える。介護体験セミナー」の最終講義がこのほど市立市辺公民館で開かれ、二十五人の参加者は熱心に講師の話をメモにとっていた。
この取り組みは、市民お互いが助けあい運動を進め、住みよいまちづくりを進める同市の施策「市民総ヘルパー運動」の一環として開かれているもの。三回に分けて行なわれた講座ではこれまで、家庭でできる介護方法や高齢者の身体特徴、リハビリ体操について教えてきた。
最終講義では岩崎由美子・滋賀学園高校教諭が、高校の授業で実施されている介護実習を紹介した。参加者の中には、多くの女性に混じって男性の姿も見受けられ、実際に身体を使った実習、指導に関心を示していた。
市民総ヘルパー運動実行委員会は昨年度で、「市民総ヘルパー運動推進大会」「企業での介護実習への講師派遣」「マスコットや標語の募集」を行なっている。
4期目への意欲を語る
=杉田久太郎能登川町長=
(湖東・能登川町)
先の町長選で無投票当選を果たした杉田久太郎能登川町長=写真=は、残る十二月九日までの任期を全うした後、翌十日(初登庁は十一日)から四期目に入る。「であい・ふれあい・語りあい魅力と活力あるまちづくり」をモットーに、持ち前の実行力で三期十二年の間、総合文化情報センター(図書館・博物館・埋蔵文化財センター)、きぬがさ山トンネル、総合健康福祉センターなど数々の事業を成し遂げてきた。二十一世紀へまたぐ今期を「これまでの総仕上げ」と位置付ける杉田町長に、今後の課題や抱負についてインタビューした。

-----まず、無投票当選で町政を任されることについて。
継続事業もあり「何とかもう一期やってほしい」との議会はじめ住民の強い要請があったこと、また、十四年に駅舎改築を含む駅西区画整理が完了するめどが着いていることもあり最後の出馬を決意した。
六月議会の決断の時点で議会や後援会、町内各種団体からも推薦をもらい、選挙同様に支持を得ての当選と理解している。
-----三期目の公約はどれだけ果たせましたか?
総合文化情報センター(図書館・博物館・埋蔵文化財センター)・総合健康福祉センターの建設、きぬがさ山トンネルの開通、法堂寺遺跡公園の整備とほとんどを実現した。継続中の駅前・駅西の区画整理事業やJR駅舎の改築、公共下水道の整備は四期目の課題でもあり公約に挙げている。
-----駅前・駅西の区画整理事業は順調に進んでいるのか
駅西は任期中になんとか完成できる。駅前は密集地で補償用地の問題もあり、どうしても二十年くらいのスタンスはかかるが、手さえ付けておけば後に引き継げる。
駅西といえば、日清紡能登川工場が来年三月の操業停止を決めたが、町財政への影響および跡地の今後は
今はまだ不景気で、全体の税収で見ても問題ない。工場のある土地は計五万坪ほどあるが、売るも売らないも、他に利用するもまだ全然決まっていないし、話も無い。全く他人の土地で答えようがない。税金?これまでも上げずに来たし、上げません。
-----今期の公約に、近隣の市町村でも財政難に陥っている公共ホール(文化交流生涯学習センター)建設を挙げているが
能登川町に無い、唯一の施設が公共ホール。あくまで公約で、財源と相談のうえでの話にはなるけれども、町村合併問題も考えたら今しかチャンスは無い。また、合併後の文化交流などを考えても必要なものだと思っているし、「運営」というと他市町と同じで難しいとは思うが、やわらぎホールよりひと周り大きいもので、文化サークルや町のイベントに利用できればよい。音響以外に特別な設備は考えていない。
-----二〇〇八年のオリンピック会場が大阪に決まった場合の伊庭内湖へのボート会場建設で、環境保全団体による反対運動がある中、議会は推進を決めたが
能登川という町や伊庭内湖を世界にPRする絶好のチャンス。工事は県と国が進めるので具体的なことは言えないが、町としてはもちろん環境に配慮した施設づくりを要望していく。現在は一メートル程度の深さしかない所もあるほどヘドロが堆積し、魚もほとんど住めない状態だが、しゅんせつ工事もしてもらえるとなると今より環境は良くなり、魚も返ってくる。南側に観覧席を設ける計画だが、コンクリートで固めても今は草も生えるようにできる工法もあるとのこと。向い側は湖岸も残り、よしも全て取り除くわけではないので。
-----四期目への意気込みを
何かするときには必ず反対するものが出てくるが、三十余りの事業をやってきて住民も「今度は何をやってくれるのか」と期待されているはず。初心忘るることなく現在残っている事業、町村合併に向けて、住民のみなさんのニーズに応えるため頑張ります。





