味覚の秋、観光の秋、文化の秋
ミュージックフェスティバル開催
過去最高の42施設公開に
今年度の視聴覚教育功労者に
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年9月26日(火)第12405号
議長に福山氏 副は加川氏
八日市市議会の役員改選
良識派が混乱回避に動く
=1か月遅れ 保守系が協力体制取る=
(湖東・八日市市)
八日市市議会は、九月定例議会最終の二十二日に一か月遅れの役員改選を行ない、新しい議長に福山憲二氏(66)=市民21=、副議長に加川泰正氏(53)=公明党=を決めた。いずれも三期目。
役員改選は、一年交代の申し合わせで毎年八月に臨時議会を開き行なわれているが、新人議員の台頭や直前の新会派結成に、高村前議長が「議会運営に混乱を招く」として辞表の提出を見送っていた。
この一か月間、保守系会派との話し合いが続き、市長与党に向け連携を深めることで合意し、議会正常化への環境が整ったとして辞表の提出を決め、後進に道を譲った。
福山議長は平成三年に初当選。総務常任、決算特別、議運委員長、副議長などを歴任。三期目。上平木町。加川副議長も同三年初当選。総務常任、まちづくり推進特別、蛇砂川対策委員長などを歴任している。三期目。八日市町。
一方、議会選出の監査委員に志井弘氏(64)=政新クラブ=を決めた。志井監査委員は平成三年に初当選。産業建設常任、総合開発、決算特別、副議長などを歴任した。三期目。ひばり丘町。
八月の臨時議会直前には、自民系の月曜クラブの若手と中立派の市民の声の会が合流して「市民21」(八人)を結成し主導権を握り、これに「公明党」(二人)が共同歩調を合わせていた。
今回、さきがけ系の市民クラブ(五人)に月曜クラブの古参が加わり、新会派「政新クラブ」(七人)を結成した。三会派が市長与党に回り、残る「共産党議員団」(三人)とで議会内の会派を構成している。所属議員は次の通り。◎は代表。
【市民21(八人)】◎高橋至、福山憲二、山路澄子、大洞共一、寺村義和、畑博夫、深尾俊幸、横山栄吉
【政新クラブ(七人)】◎志井弘、松下修治、高村与吉、村田利子、村田晴一、中村肇、藤野道春
【日本共産党議員団(三人)】◎豆田昇一郎、野畑幸子、岩井至
【公明党(二人)】◎加川泰正、山田みを子
各委員長決める
議長、副議長などのほか各委員会の委員長に次ぎの各議員を決めた。正、副の順。カッコ内は所属会派。
【常任】総務 高村与吉(政新ク)寺村義和(市民)▽文教民生 大洞共一(市民)村田利子(政新ク)▽産業建設 深尾俊幸(市民)畑博夫(同)
【特別】蛇砂川改修推進 村田晴一(政新ク)寺村義和(市民)▽同和対策 松下修治(政新ク)藤野道春(同)▽まちづくり推進 高橋至(市民)大洞共一(同)▽青少年・少子高齢化対策 中村肇(政新ク)志井弘(同)
【議会運営】高橋至(市民)村田晴一(政新ク)
味覚の秋、観光の秋、文化の秋
魅力たっぷりの湖東路へ
=黒丸PAでキャンペーン展開=
(湖東・広域)
秋の観光シーズンを前に、湖東路の魅力をPRしようと八日市・永源寺・愛東・湖東地域振興協議会(会長・中村功一八日市市長)は、二十三・二十四日の二日間、名神高速道路黒丸パーキングエリアで観光物産キャンペーンを展開した。
パーキングエリアに立ち寄ったドライバーや観光客らに、中村会長や八日市市と永源寺町のびわ湖まつり感謝使節、各市町観光関係者らがパンフレットなどを配布しながら「ぜひ、湖東路へおこしください」と呼びかけたほか、ポスター、八日市大凧や探検の殿堂などの観光グッズ、近江米、こんにゃく、ナシ・ブドウなど各市町の物産品の展示、試食、即売などが行われた。
このほか、炊きたての新米と地元で製造された味噌を使った味噌汁のサービス、特産品が当たる抽選会なども人気を集めていた。
ミュージックフェスティバル開催
愛知郡内6団体が音楽交流
=30日 ハーティーセンター秦荘で=
(湖東・秦荘町)
県立愛知高校で開かれている学校開放講座「コーラス」の成果発表と、地域で活動する音楽関係団体による発表が、三十日午後二時から秦荘町民文化センター・ハーティーセンター秦荘で開催される。入場無料。
音楽交流を通じて生涯学習や地域の音楽文化の向上を目指して「ミュージックフェスティバル」として開く。
同講座受講生のほか、愛知川町少年少女合唱団、愛東町文化サークル「ふるさとハーモニー」、愛知高校音楽部、愛知高校音楽コース、愛知高校ブラスバンド部が、合唱や演奏で日頃の練習の成果を披露する。
過去最高の42施設公開に
全国各地からぶらり2万人
=五個荘町の観光イベント盛況=
(湖東・五個荘町)
近江商人発祥の地・五個荘町で二十三・二十四の両日、町並み全体を展示会場に見立てた観光イベント「ぶらりまちかど美術館・博物館」が開催され、全国各地から約二万人の観光客が訪れた。
同イベントは、普段一般公開されていない旧家や寺社・仏閣、商家所蔵のお宝などが一斉に公開されるとして毎年人気を集めている。
六回目を迎える今回は過去最高四十二施設が公開され、初日の雨にもかかわらず両日とも、和服姿も入り交じった大勢の人でにぎわいを見せた。
五個荘を代表する商人で、福沢諭吉や勝海舟らとも親交の深かった塚本定右衛門の生家「聚心庵(じゅしんあん)」の初公開や、着物をテーマにした旧外村宇兵衛家での「近江上布展」、てんびんの里文化学習センターでの「きものの美と心のふれあい~人間国宝の技~」展など見どころも多く、町並みのあちこちで写真撮影をする姿が見られた。
今年度の視聴覚教育功労者に
能登川町 小川脩哲さん
県教委勤務通じ尽力
(湖東・能登川町)
全国視聴覚教育連盟は、多年にわたり、社会教育における視聴覚教育の振興の努力し、功績のあった者を表彰する平成十二年度の「全視連視聴覚教育功労者表彰」に、能登川町佐野の公務員小川脩哲さん(59)を選出した。
小川さんは、地域の学校教育や県教育委員会生涯学習課での勤務を通じ、県視聴覚ライブラリーの機器や教材の整備をはじめ、地域視聴覚ライブラリー拡充や各種の講座講習を通した視聴覚教育の人材育成に尽力。自ら各種の地域視聴覚教材を製作したり、視聴覚教材を活用した学習の改善を啓発するなど、視聴覚教育の振興に尽くした。
中でも、県教委視聴覚ライブラリー担当時の第二十五回日本産業映画・ビデオコンクールでは、自ら企画・立案、製作したビデオ作品「一枚の葉っぱ~小倉遊亀の世界~」が文部大臣賞を受賞。今回の表彰においてもその功績が認められた。





