ドイチェと紡ぐ魅惑の世界
ここのトマトおいしいね
アートが街にやってくる
外観は土蔵風、物産コーナーも
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年6月2日(金)第12273号
深雪アートフラワー作品展
香りさえ感じさせる50点
=八日市グループの女性15人=
(湖東・八日市市)
彦根市内で開かれているアートフラワー教室に通う八日市市内の生徒らの作品を紹介する「深雪アートフラワー八日市グループ作品展」が、八日市市立図書館二階研修室で開かれている。四日まで。
今回で三回目の開催となる同展は、一級指定を受ける武田節子さんの指導の下で作品づくりに取り組む女性グループと武田さん、十五人の約五十点を展示。
会場は、季節にあわせたスイレン、ハナショウブ、アジサイやイチゴなど、まるで生け花のような作品が並び、花の香も感じさせてくれるような新たな魅力を生み出す芸術の満開の花に包まれて華やいでいる。
一つひとつの作品は、花びらや葉、果実など細部にいたるまで女性らしい繊細な神経が行き届いた、まったく造花とは思えないほど本物そっくりに再現され、作者の花への思いやり、作品にかける情熱と、それぞれの個性が伝わる。
かわいい小品から、涼しげな池の水辺を表現した大作まで、作品の良さを味わいながら心静かにゆったりと観賞の時間を楽しんでもらいたい。
ドイチェと紡ぐ魅惑の世界
鮫島有美子リサイタル
=28日 県立八日市文芸会館=
(湖東・八日市市)
世界屈指の伴奏者、ヘルムード・ドイチェ氏のピアノの調べに乗せて、透き通るような美声が舞う「鮫島有美子ソプラノ・リサイタル」が、二十八日午後六時半から県立八日市文化芸術会館で開催される。
鮫島氏は、東京芸術大学声楽科および同大学院修了。一九七五年に二期会オペラ「オテロ」のデズデーモナ役で主役デビューし、その後、ドイツ政府奨学生としてベルリン音楽大学に留学、名ソプラノ、エリザベート・グリュンマーに学ぶ。
同在学中からドイツ、ウルム歌劇場の専属歌手として数多くの大役を演じてきた鮫島氏は、一九八五年、「日本のうた」でレコードデビュー。ドイツをはじめヨーロッパ各国やアメリカ、南米、日本など精力的に活動の場を広げ、一九九二年の日本の代表的なオペラ『夕鶴』の「つう」役を演じて絶賛を受けた。
一九九〇年には日本ゴールドディスク賞、翌九一年には大阪ザ・シンフォニーホール・クリスタル賞を受賞。九九年の新国立劇場での創作オペラ『罪と罰』でのヒロイン・ソーニャ役は記憶に新しい。
当日は、日本のうた『椰子の実』、『ねむの木の子守唄』(皇后美智子陛下詩)のほか、シューベルトの歌曲『糸を紡ぐグレートヒェン』、スペインの歌『バラと柳』、『エル・ビート』などを披露する。
チケットは、一般が前売り三千円、当日三千五百円、青少年(十八歳以下)はいずれも千五百円で、全席指定。同館ほか、アルプラザ八日市店、平和堂近江八幡店、日野町わたむきホール虹、蒲生町あかね文化センターなどで発売中。問い合わせは八日市文芸会館(TEL0748-23-6862)へ。
ここのトマトおいしいね
寺幼稚園児農家を訪問
=とれたての味に満足=
(湖東・八日市市)
八日市寺幼稚園(日永よし子園長)の園児三十四人がこのほど、同市池田町の農家雁瀬九郎兵衛さんのハウスを訪れ、トマトの水耕栽培を見学した。
この取り組みは昭和五十四年から実施しているもので、園児が地域に親しめるようにと、同幼稚園の周辺に多いきゅうりやトマトを栽培する農家を訪問している。
「大きいトマトがいっぱいある」と驚く園児らを見て雁瀬さんは、「喜んでくれてうれしい。子どもはかわいい」と歓迎。栽培についてわかりやすく説明した後、トマトをごちそうした。酸味が苦手な園児には「砂糖をかけると慣れて、食べられるようになる」と勧めていた。園児たちも「ここで食べるトマトはおいしい」と満足そうに味わっていた。
アートが街にやってくる
本町パサージュ2000
=10日 本町商店街で開催=
(湖東・八日市市)
木工や陶器、アクセサリーなど、あらゆる分野で活躍する個人やサークルが路上に出店、手作り作品を展示即売する「本町パサージュ2000」が、十日午前十時から八日市駅前の本町商店街アーケード通りで開催される。
商店街の振興事業として平成十年から催され、人気を集めているイベントで、ことしは計三十一店舗が出店。来場者には花のプレゼントがあるほか、まちかど情報館では本町レディース会による喫茶コーナーも開かれる。出店者は次のみなさん。敬称略。
あかね窯(陶芸)、アトリエ・デ・レーブ(ステンシル)、阿部俊夫(木工)、あゆみ作業所(さをり織り)、市原佳(皮鞄・小物)、ウィズ・テラ(陶芸)、淡海花倶楽部(押し花小物)、八日市大津絵同好会(大津絵)、大橋さだ子(ビーズ織)、おきらく芸術派(絵画アクセサリー)、小椋宇三男(木地製品)、音羽レベッカ(アクセサリー)、倉良由子(ガラス工芸)、小森章弘(イラスト)、工房Kei(水牛アクセサリー)、斉藤江湖(篆刻)、さくらんぼ(カントリードール)、高木正己(つるクラフト)、手作り鈴屋工房(木文字プレート)、出口薫(木工品)、ドリッテン(布花・人形)、西澤直子(子供服・雑貨)、灰谷三き(レザークラフト)、平岡手編教室(編物)、古田みよ江(創作人形・染織)、安元久子(キッチンドレス)、山川成子(婦人服)、吉永亜希子(ネイルアート)、和澤節子(ネクタイ)、ライヴリー(トールペイント)、牧追眞理子(パッチワーク)
外観は土蔵風、物産コーナーも
五個荘駅舎をコニュミティーハウスに
=現地で起工式 完成は8月31日=
(湖東・五個荘町)
近江商人発祥の地・五個荘町の玄関口となる近江鉄道五個荘駅(五個荘町小幡)が、コミュニティーハウスとして新築再生されることになり、現駅ホーム北側の現地でこのほど起工式が行われた。
十五年ほど前に駅舎を取り壊して以来、無人の改札口とホームの屋根付きのベンチのみの状態で、そのわずかな設備も老朽化が進み、また、今年三月に愛知川駅が同じくコミュニティーハウス「るーぶる愛知川」としてリニューアルオープンしたこともあって、愛知川同様さらに愛着ある、伝統と文化の町にふさわしい駅舎に新築することにした。
新しい駅舎は、木造平屋建て、延床面積約百平方メートルで、外観は近江商人の町のイメージに合わせ瓦葺きの土蔵風。駅舎内にはコンコースやゆったりとした待合スペース、小幡人形など郷土の物産を展示するコーナーを設けるほか、地域のコミュニケーションの場、地域と来訪者との情報交換の拠点として活用しようと、現在福祉センター内にあるシルバー人材センターの事務所を駅舎内に移転する。総事業費は約二千八百万円。完成は八月三十一日の予定。
完成に向け同町は「利用への便利性の向上と地域の活性化になれば」と新駅舎の貢献に大きな期待を寄せている。





