チュウゴクアミガサハゴロモを初確認
【県】 9月中旬、リンゴ、ナシ、ウメ、モモ、スモモ、オウトウ、ブドウ、カンキツ、カキ、イチジク、ブルーベリー、オリーブ、キウイフルーツ、チャ、宿根アスターなど多種にわたる農作物に加害報告のある侵入害虫チュウゴクアミガサハゴロモが県内で初確認されたことを受け、県は今月1日付で今年度病害虫発生予察特殊報第2号を発し、農業者に対し、<1>ほ場内をよく見回り、成虫や幼虫は見つけ次第捕殺すること。<2>産卵された枝は切除してほ場外に持ち出し、土中深くへ埋設、または袋に密封したうえでの処分など、適切に処分することを呼びかけた。
同虫はカメムシの仲間で、成虫の体長は14~15ミリメートル。前翅は茶褐色~鉄さび色で、前翅縁中部に三角形の白斑があるのが特徴。幼虫は白色で、腹部から背中にかけて白い糸状のろう物質の毛束を広げ、背中には小さい黒点が見られる。
同虫が集団で枝を吸汁すると、排せつ物により、すすかび症状が発生する。また、成虫が樹皮をはいで産卵するため、樹が損傷し、樹勢の衰弱や細枝の枯死が発生することがある。
同虫の発生は、国内では2017年に大阪府で初めて確認されて以降、今年9月26日現在で、滋賀県を含めて14都府県で報告されている。
県では、県内に今まで発生が確認されていなかった病害虫を発見した場合や、病害虫が今までとは違う特異的な発生をする現象が認められた場合に同特殊報を発表している。






