ホイットマー州知事が県議会議場でスピーチ/日野町を視察
【県・日野】 県と友好姉妹提携を結んでいるアメリカ・ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー州知事と同州政府、同州内市長ら行政関係者、同州内企業ら一行がこのほど来県し、ホイットマー州知事が県議会本会議場で今後の県州相互の交流の深化・発展につなげていくためのスピーチを実施、その後、ミシガン州に北米拠点を有するダイフク滋賀事業所(日野町中在寺)と近江日野商人ふるさと館(同町西大路)を視察した。
同一行は東京で開催された「第55回日本・米国中西部会」に出席することなどを目的に来日し、行程の一環で県にも立ち寄った。ホイットマー州知事が来県するのは2023年9月以来の2回目。また、県議会議場で海外の人がスピーチを行ったのは県政史上初。
県庁を訪れた一行は、本館正面玄関前で三日月大造知事や目片信悟県議会議長、ミシガン州立大学連合日本センターに留学中のミシガン州の学生、県職員らに盛大な拍手で出迎えられた。
県議会本会議場では、まず目片議長が「伝統ある滋賀県議会本会議場にミシガン州の皆さんをお迎えできることは大変光栄なことだ。今回の訪問を機に、滋賀県とミシガン州との絆がさらに強く、深くなることを期待している」と一行の来県を歓迎するあいさつを述べた。
続いて壇上に立ったホイットマー州知事は、滋賀県とミシガン州の交流の歴史や共通点などについて述べた後、世界的な関税による不確実性や生活費の高騰、他国との競争などの問題が顕在化している中、「最も懸念するのは分断させようとする力だ」と述べつつ、「私たちは隔たりを超えて手を差し伸べる義務がある。政治的境界線や海さえも越える橋をかけなければならない。そうするとき、私たちは素晴らしいことを成し遂げることができる。皆様を友人でありパートナーと呼べることを誇りに思い、共に明るい未来を築いていくことを楽しみにしております」と述べた。
最後に答礼のあいさつをした三日月知事は「ミシガン州と姉妹関係を結び、57年の時間を一緒に過ごしてきたことを誇りに思う。分断ではなく共生で、共に平和を作っていきたい」と述べた。
その後一行は日野町へ移動し、ふるさと館では入館とともに日野祭囃子による歓迎の演奏を受け、ホイットマー州知事は笑顔を浮かべ聞き入っていた。
同行した堀江日野町長は「ミシガン州知事をもてなすことができ、大変光栄。様々な方々にご協力いただき、県や日野町の魅力を十分お伝えすることができたと思う」と話していた。







