【県】 県は今月20日、熱中症による救急搬送状況について、今年7月分の状況を取りまとめ、公表した。
県によると、7月中に県内で熱中症により搬送された人員は455人で、6月の熱中症搬送人員数(195人)の約2・3倍に増加した。また、昨年7月の同人員数(421人)と比較して8%増となった。
この結果は、7月としては2011年以降の15年間で18年7月の同人員数(706人)に次いで過去2番目に多い数となり、今年6月の結果に引き続き、例年よりも多い傾向となった。
なお、今年7月の同人員数のうち、65歳以上の高齢者は244人で全体の53・6%だった。
県では「例年、9月までは熱中症による搬送者が多い時期となっているので、引き続き適切に水分を取り、暑さを避けるなどの基本的な『熱中症予防』に努めて」と注意喚起し、「子ども・高齢者の熱中症は特に注意を」と呼びかけている。
熱中症予防行動のポイントは、(1)暑さを避ける(帽子や日傘で暑さを避け、涼しい服装に心がける)。(2)エアコンを使って涼しい環境で過ごす。(3)室内でも、外出時でも、のどが渇いていなくても、こまめに水分を取るようにする。(4)「熱中症警戒アラート」発表時は、他人事と考えず、暑さから身を守る。
また、「熱中症かな?」と思ったら、▽エアコンが効いている室内や、風通しの良い日陰など、涼しい場所に移動する。▽冷たいタオルや氷のうで体を冷やす。▽冷たい経口保水液やスポーツドリンクなどで水分・塩分を取る。※水分を自力で取れない場合や症状が改善しない場合は早めに医療機関を受診し、必要に応じて救急車を要請する。
子どもの場合、体温調節機能が十分に発達していないため、水分補給や服装に気を付けること。また顔が赤くなっていたり、汗をたくさんかいているときは涼しい場所に移動する。
高齢者は体内の水分量が不足しがちで、暑さやのどの渇きを感じにくく、熱中症になりやすい。加えて、心機能や腎機能などが低下していると、重症化しやすい傾向にあるので注意すること。






