【全県】 県は水稲の斑点米(はんてんまい)発生の原因となる斑点米カメムシ類が県内各地の畦畔(けいはん)で多く発生していることに対し、17日付で今年度病害虫発生予察注意報第3号を発表し、農業者に対し、水田内にヒエなどのイネ科雑草が生えている場合は早急に抜き取り、ほ場内で同カメムシ類が発生している場合は種に応じて防除適期に薬剤防除を実施するよう呼びかけている。同カメムシ類の注意報は昨年に続いて2年連続となる。
同カメムシ類は、畦畔などのイネ科雑草に生息して増殖しており、水稲の出穂後、本田に侵入して穂の汁を吸う。吸汁された穂内の玄米は斑点米となり、品質低下の原因となる。斑点米カメムシ類の中でも大型種のホソハリカメムシやクモヘリカメムシは吸汁力が強く、斑点米を多く作る。また、イネカメムシは出穂期に吸汁することで実らない籾(不稔米)を発生させる。
県によると今月9日~10日に県内36地点の畦畔雑草で行った調査で、斑点米カメムシ類の平均生息数が117・9頭と平年(68・2頭)より多くなった。特に、アカスジカスミカメの平均生息数が95頭(平年48・8頭)と過去10年で2番目に多く、すでに出穂しているほ場でイネカメムシが局所的に生息していることも確認された。





